少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球 これだけは守りたい親の観戦マナー

子供たちを応援していると熱が入りすぎて周りが見えなくなってしまう時があります。

応援マナーはルールではありません。

だからこそ、一人一人が子供がノビノビプレーできる応援マナーを心がけたいですね。

①試合中に自分のお子さんのそばに行っていませんか?

試合が始まれば親御さんが出来ることは応援だけになってしまいます。

自分のお子様に試合内容の指示を出したり、守備位置を動かすのは指導者の仕事です。

守備位置を動かしてしまうお父様・・多いですよね(^_^;)

試合中にお子さんのそばに行き

「初球からいけよ!」

「ホームラン狙っていけ!!」

などと囁いたり、ピッチャーの親御さんが試合前のブルペンのそばに行きアドバイスするのもNGです。

そこからもう試合は始まってますから。指導者の方にお任せしましょう。

②自分のチームのルールを押しつけていませんか?

『車の台数制限は5台まででお願いします』

と伝えてあるのも関わらず台数以上のチーむで来られる場合があります。

『5台でお願いしていのですが・・』

と話すと・・

『ウチのグラウンドなら7台停められるのにねー』

の一言。

各チームさんにはそれぞれの事情があります。

試合相手のチームさんやグラウンド提供してくださったチームさんに合わせなければなりません。

③相手チームさんへの野次

自分のチームがフライを打つと

「落とせ!!」

と叫んだり、

相手ピッチャーがストライクが入らなくなると

「ストライク入んないぞ!!」

と相手チームさんのことを言いだしてしまう親御さんがいらっしゃいます。

大人が相手チームの子どもを動揺させようとして言っているのは聞いていて気持ちのいいものではありません。

相手チームさんにももちろん失礼ですが、何よりもその姿を見ている自分の子供にいい影響を与えません。

④試合前と試合終了後の挨拶をしていますか?

選手・ベンチだけでなく、『いいチーム』と呼ばれるチームさんは親御さんも必ず立って挨拶をしています。

相手チームに審判の方に一礼をすることは選手だけでなく父母もしたほうがいいと私は思っています。

挨拶をしないにしても、この時に、おしゃべりをしてペチャクチャするのはあまり見ていていいものに見えません。

⑤審判さんのジャッジに「エー!」「○X△◆」等言ってませんか?

確かにこう言いたくなる時もあるでしょう。

しかし、審判さんにこれらの言葉を言っても自分のチームの印象が悪くなりマイナスになるだけです。

そして、審判さんへの抗議権を持っているのは監督さんです。

父母の方に抗議権はありません。

⑥結果論を言ってませんか?

『あの時、〇〇させれば良かったんだよ~』

みたいな結果論は誰でも言えます。

どのチームの監督さん・コーチさんも、その時、その時でベストだと思う采配をしているはずです。

自分のチームを負けさせようとしていう人はいませんから。

そして、選手を一番見ているのは監督さん・コーチさんですから。

⑦ベンチにはベンチの考えがあります。

いいボールを見逃すと

「絶好球だろ!いけよ!」

という声を耳にします。

ベンチから「待て」のサインが出ている場合があります。

待てのサインが出ているから見逃しているのに親御さんからそのような声があると子供はいい気持ちしません。

ポテンヒットが何本か続くと

『外野前だろー!』

という声も耳にします。

ベンチから『シングルヒットはオッケーだから、外野は深めでいい』という指示が出ている可能性もあります。

その時々の局面ではなく、指導者は試合の何日も前から試合のシュミレーションをして臨んでいます。

⑧弟さん・妹さんを放置していませんか?

弟さんや妹さんを試合に連れて来られる方も多くいらっしゃいます。

大変なことと思いますが・・

試合に熱が入りすぎて、弟さんや妹さんをほったらかしにしている方を、時々、お見かけします。

遊んでいる場所がグラウンドに近ければボールに当たって大けがをする可能性もあります。

マナーとは・・

マナーというのは「常に相手の心の動き」に意識を向けるものです。

この場面で自分がどのような行動をとれば相手が心地よく感じられるのか、と。

この場合の相手っていうのは、自チームはもちろん相手チームや審判さんにも持たなければいけません。

みなさんもお子さんに言いますよね・・

「マナーを守りなさい」と・・

~年中夢球~

*ブックマークやお気に入りに入れていただけると記事を毎回お読みになっていただけます。

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください