私が指導者になって大切にしている事があります。
それは・・
『人の話を聴く』
ということです。
チームの作り方。
バッティング・・
ピッチング・・
キャッチング・・
守備・・
指導者として指導方法や練習メニューに行き詰る事があります。
ともかく色々な人の話を聴きました。
そのお話をしてくださった人のアドバイスで悩んでいた子が
打てるきっかけを作れるようになるかもしれません。
そのお話をしてくださった人のアドバイスで悩んでいた子が
コントロールが良くなるかもしれません。
時々・・
「俺はこうやってきたのだから余計な事を言うな」
という指導者の方がいらっしゃいます。
確かにご自分はその方法で結果が出たのかもしれませんが
それが子供全員そうだとは限りません。
特にバッテイングはどの打ち方がマッチするかは子供それぞれです。
その分、指導者も「指導の引き出し」を持っていた方がいいはずです。
お話を聴くことは野球経験者の方とは限りません。
野球経験がある方だから気が付く事もあれば
野球経験がない方だから気付く部分もあると思っています。
元陸上選手。
元トレーニングコーチ。
元ラグビー選手。
チームに在籍していたお父さんにも色々お話しを聴きました。
そういうお父さんからもアップの事や体幹スタミナを付けるためにはどのようなことをしていたのか?
その聴いたお話しが「子供のため」になるかもしれないからです。
色々なお話をたくさん聴いていくようになると
『選択する力』
が付いてきます。
「すごくいい練習メニューだけど小学生だと少し早いかな」
「これは低学年では合わないけど高学年に取り入れてみよう」
そんな風に「取り入れるもの」と「取り入れないもの」を自分で選択出来るようになって来ます。
取り入れないものも決して無駄ではありません。
「今」取り入れなくても話を聴く事で将来、活きてくる場面があるはずです。
youtubeや指導本を読んで勉強する事も大切です。
そこから「何を取り入れるのか」を選択出来る眼も重要です。
たくさんの人と話すとたくさんのアイデアが生まれてきます。
いい練習メニューのアイデアが出ない。
チームをどう立て直すかのアイデアが出ない。
時には「合同練習」もいいですね。
他のチームさんのいい所を自分の眼で見ることもいい「アイデア」が出るかもしれません。
私もよく他のチームさんにお願いして「合同練習」をさせていただきました。
たくさんの人の「出逢い』を大切にしてお話に耳を傾けてみてください。
こんな風に・・
出逢いの数だけアイデアは増えていきます。
『アイデア』は『出逢い』の数だけ生まれてきます。
その「出逢い」から出た「アイデア」が
子供のために・・
チームのためになるはずです。
~年中夢球~