私にご相談をいただく内容で多いものは
「子供が野球を辞めたがっている」
「指導者への不満」
この2つの悩みを多くいただきます。
この2つの悩みはイコールで結ばれることも多くあります。
監督やコーチに対して不満があると言ってもその内容は様々です。
言いたいことがあるのはわかりますが時にそこに私情が見え隠れしていることも伺えます。
監督に何を言ってはいけないのでしょうか?
親御さんが監督に言ってはいけないレッドゾーンとは何があるのでしょうか?
このお悩みのご相談を多くいただきますが現場を見ていない私にはわかりませんし私がお答えすることではないと思っています。
ただ私は「選手起用」に関しては親が口を出してはいけない所だと思っています。
こうなると
「監督の子供だから試合に出ている」
「監督の子供だからエースだ」
「監督の子供だから4番だ」
こう言った意見が出てくる場合があります。
所謂「お父さん監督」のケースですね。
では
明らかにエースとは見えなくても…
見ていて4番バッターに見えなくても…
意見を言ってはいけないのかということになるのですが…
それでも親御さんは監督に選手起用に関しては口を出してはいけない所です。
「親」はあくまでも「親」なのです。
「親監督」は「親」であっても「監督」なのです。
もし本当にそういうことがあるのなら周りにいるコーチの方々の責任になります。
コーチの方が監督に助言されるべきです。
その中に自分のお子さんがいないコーチの方がいらっしゃればその方から助言してもらうのがいいのではないでしょうか。
「何故、あそこでバントなんだよ」
「何故、あそこでピッチャー代えるんだよ」
試合後にそんな声が聞こえます。
試合後はいくらでも言えます。
自分のチームを負けさせようとしている監督さんはいません。
子供に勝たせてあげようとその時のベストの選択をしているはずです。
そして子供の練習を一番見てきたのは監督のはずです。
その監督が出す采配に親御さんは口を出してはいけません。
「俺だったらこういう打ち方を教える」
「俺だったらこういう練習メニューをする」
そんな声が聞こえます。
監督から相談されて答えるのなら意見を言うのもありでしょう。
ですが、親御さんが自分から「練習メニュー」や「技術」を口出しするのは少し違うのではないでしょうか。
選手起用や采配などは監督にお任せするしかないのです。
そこは親御さんが口を出してはいけない所です。
親御さんはチームの運営の事であれば監督さんに意見を言うこともあるでしょう。
ですが「グラウンド内」の選手器用や采配は監督の役割です。
親御さん全員が「グラウンド内」のことに口を出してしまえばチームはバラバラになります。
一人一人親御さんはいろんな思いがあるでしょうが親御さんは『グラウンド外』で監督さんをバックアップしてほしいと思います。
そして、監督さんは選手起用や采配名に決して私情をからめてはいけません。
自分の子をエースに・・
自分の子を4番バッターに・・
実力がないのにそれをやってしまったら・・
一番の被害者は『我が子』になってしまいます。
~年中夢球~
器用ではなく起用ですね…。
監督采配に私情を絡める指導者が多いのが現実で有る意味「野球」というスポーツのウィークポイントだと思います。学年順、入団した順、現実、親がコーチをしている選手とそうでない選手が同レベルであれば100%前者が有利ですね!
いつも年中夢球のブログはとても勉強になり共感させて頂く事は多いのですが・・この記事に関しては・・・?理解不能ですね
野球が世界的なスポーツに発展しない理由がよく解ります。
とても古典的で閉塞感を感じます。
なので野球離れの現実が有るのではないでしょうか?
とても残念です。