少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球~コーチ会議という『飲み会』の落とし穴~

週末に選手のことや練習メニューについて…

試合のことを話したり…

コーチ会議?という名の「飲み会」があります。

私もお酒が好きでチームでもよく飲みます。

楽しいお酒であればいいのですが…

飲み会が・・

こういう「飲み会」の落とし穴があります。

それは・・

その飲み会・・

「陰口の場」

になってはいませんか?

ということです。

クラスが違う飲み会をすると・・

少し私の話をさせていただきますね。

コーチになって1年目。

私はマイナーのコーチとなり自分の子供はメジャーとジュニアに所属していました。

全てのクラスに携われる状態にいました。

そうすると…

メジャーに行けば他のクラスの悪口…

マイナーに行けば他のクラス悪口…

飲み会も各クラスでバラバラにやる。

行けばまた違うクラスの悪口が始まる…

同じ「チーム」なのにまるで

「敵同士」の空間にいる感じでした。

陰口では何も解決しません

そして…

その「言いたいこと」を本人の前では言わない。

僕はコーチの皆さんに

陰口を言うのはやめましょう。言いたいことは直接話し合いましょう」

そう提案しました。

と言うか当たり前のことなんですけどね…

「飲み会」も各クラスでやるのは基本禁止。

「集まる時は各クラス皆で飲みましょう。言いたいことはそこで言いましょう」

そうお願いしました。

気持ちを擦り合わせる

そうすると各クラスの悩みが見えてきたりするんですね。

皆「子供のために」という志は同じなんです。

ただその「方法論」が人それぞれ違うのでそれを擦り合わせることが必要です。

マイナーとメジャーでは教え方が違う…

そんなことになれば一番迷うのは子供ですから。

バントの握りかた一つだけで何時間も話し合ったこともあります。

なかなかやる気が出ない子供についてどうしたらもっと前向きになってくれるかを各クラスの監督・コーチで何時間も話し合ったこともあります。

時には激しい議論になることもありましたが全員が「私欲のため」ではなく「子供のため」でしたから。

それに「陰口」では何も変わりませんが「話し合い」は必ず前進します。

あの人は呼ばない

自分の意見と合わない人もいるでしょう。

人間的に合わない人もいるかもしれません。

色々なことを変えようと思うと快く思わない人も出てくるでしょう。

だからと言って

『この人は飲み会に呼ぶけどあの人は呼ばない』

っていうのはどうなんでしょうか・・

逆に言えばそういう人とこそ「対話」すべきなのではないでしょうか?

周りの目・・見えていますか?

先日・・

一人で焼鳥屋さん行った時のことです。

野球チームの指導者と思われている人たちが飲んでいました。

『○○は本当に使えないな』

『○○の親が甘いんだよ』

『○○は野球に向いてないんじゃないの』

皆さんチームのグラコンを着てチームの帽子を被っているのですぐにどこのチームかわかってしまいました。

私だったら絶対このチームに子供は入れません。

公共の場で名前を出してその場にいない親と子の悪口を言う指導者。

誰が聞いているのかわかりませんよ。

大変失礼ですが・・

僕からすれば・・

『あなたたちが本当に使えないな』

『あなたたちが甘いんだよ』

『あなたたちが指導者に向いてないんじゃないの』

そんな気持ちです。

本当に大切なことは・・

飲み会は本来楽しいはずのものです。

子供の事を語り・・

卒団した子の事を語り・・

自分の指導方法や指導方針を語る。

影口の場ではありません。

そして本当に大切なことは

お酒抜きで話し合いをしなければいけません。

~年中夢球~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。
コメント (5)
  1. 加藤芳彦 より:

    こんにちは。はじめまして。今回の話題で、まったくその通りで、私の場合は、辞めてしまいました。もう私も嫁も、共に耐えられなくなりました。後悔もありましたが、嫁さんの楽な顔が見れてホッとしました。子供達には悪いことしたとは思いますが、話を聞けば子供達も辛かったそうです。ただ今残っている子供達の活躍が見れないのが心残りです。

    1. 佐藤 より:

      石山さま
      外各位

      岡山在住の佐藤と申します

      書き込みを拝見し、気になり投稿します。

      お子様のチームについて不愉快な思いをされたようですね。

      よくあることです。

      私は、自分の子供の成長と共に、指導者としても、後方支援をしていました。

      お気持ちはわかるつもりでいます。

      私は学生時代、某大学リーグで、ショートでベストナインに選ばれ、それが縁で軟式野球に力を入れている企業に就職しました。

      私自身も、補強でしたが、国体に出場しましたが、予選で、土日4連投も普通で、投手と遊撃手を兼任して、肘と肩をぶっ壊しました。

      今でも右肘は真っ直ぐ伸びません。

      まあ、なんというか、社業に専念することになり、草野球していました。

      そこで持ち上がってしまったのが、地域のチームの面倒を見てくれないか?

      でした。

      そこで、石山様と同じ障害に当たります。

      自分の子供が選手だったのです。

      我が子は、まあ少し足が早い
      ただ、完全なる小柄な部類
      真剣にベースボールをやる気はない。

      親子鷹は、幼少機から諦めてました。
      どちらかというと、我が家に指導をを求めに来る他人様のお子さんに時間と場所がある限り、自分がやってきたことを伝授したい気持ちがありました。

      やる気がある子供には、真剣にベースボールに接する

      我が子は自由に

      自分が野球をしていたから、本音は野球してほしかったですが、押し付けはしたくなかったのです。

      理由は

      本人の意思の尊重がありました。

      別にやりたくないなら、退団していい。

      ただ、続けるなら

      監督であるお父さん
      廻りの父兄
      チームメート

      みんなを黙らせる力を身につけないと、父さんは君を試合で起用するのは難しいと。

      当時、小5だった彼に、その決断を私は焦ったかもしれません。

      私の前任監督は、まあ野球知識も乏しく、試合前のノックもキャッチャーフライも上げれない人だったので、頼むから面倒見てほしいという形でしたが、私は

      我が子がお世話になった後なら引き受けます。

      と一旦は固持しました。

  2. 石山 より:

    はじめまして。とある中学生の親です。

    今年から所属しているチームの事です。昨年迄は中々子供が集まらないチームだったらしいのですが、今年は早くから新入団があり、さい先が良いと。しかし息子は新入団生の中で一番チビで下手っぴで、父親である私自身にも野球経験がありません。先日、父母会長から私と息子に対し、「真っ先に入団して来たのは良いがあれは使い物にならないね」と言われてしまいました。どうも首脳陣飲み会でそんな話題になったそうで、上手い子や大きな子達の足手まといになりそうだと。悔しくて悲しくて、息子にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。強いと評判のチームですが、私達親子には分不相応だったのかと後悔しています。息子はわかっているのかいないのか、暇さえあれば素振りしてキャッチボールをねだります。親として全面的に応援し、協力してやりたいとは思いますが、もし息子からもう辞めたいと言われたら、何と言ってやれば良いのやら…。無理に試合に出せとは言いません。しかし、子達への接し方だけは平等であってほしいと思います。上手い子や大きな子ばかりに気を配らず、使い物にならないと評した子を使い物になるよう、公平に指導してもらいたいと強く思います。私は間違ってますか?

    1. より:

      間違ってないです
      平等に接してくれないなら、それは
      その人がおかしいです

  3. 真樹 より:

    あなたの思いではなく、貴方の
    お子さんがどれだけ野球が好きかだけだと思います、親のエゴはいらないと私は子供から教えてもらったいました。

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