少年野球~高校野球 子供を持つ親と指導者のサポーター~

~少年野球~その声は「声懸け」なのか「声崖」なのか~

声掛けは、元気がない仲間や辛い練習をがんばっている仲間に元気を与える言葉です。

仲間のことを想っての行動です。

声掛けができるチームですか?

では、どういう声がけがいい声がけなのでしょうか・・

という前に皆さんのチームは『声がけ』が出来るチームになっているでしょうか?

特定の子だけが

『お前、やる気あるのかよ!』

『お前、声出せよ!』

と集中攻撃を受けている場面を見ることがあります。

子供同士や指導者と子供に信頼関係のないチームには、いい声がけもなにもないのです。

まずは『いい声がけ』が出来るようになるためには

『いいチーム』を作り上げなければいけません。

では、どのような『声掛け』がいい声掛けなのでしょうか。

①『結果を求める声掛けでは次に繋がらない』

ストライクの入らないピッチャーに

「楽に行け」

「入れてけ」

と言っても・・

それが、できなくて困っているわけです。

そして、これらの言葉は『結果』だけを追い求める声になりますよね。

結果の声掛けは抽象的すぎます。

『楽に行け』

と言うのなら

『間をあけろ』

『一回ロージン』

と言う方が具体出来ですよね。

また技術的なこともあります。

力が入ってしまって

上げた足のつま先が上を向いてしまっていることもあります。

「つま先に力が入ってるぞ」

と力を抜けさせることも出来ます。

 

『入れていけ』

と言うのであれば

ストライクボールのことは触れずに

『腕を振れ』

と言った方が何をすればいいかがわかってきます。

つまり、具体的な声掛けをしてるあげることによって

『次のプレー』に繋がるわけです。

「楽に行け」「入れてけ」という声掛けでは言われている本人は

次にどう行動していいのかわからないまま

『楽に投げなきゃ』

『ストライクを入れなきゃ』

と何の解決策もないまま次の一球を投げなければいけません。

②『ナイスピッチング』より…

「ナイスピッチング」なら

「まっすぐ走ってんぞ」

「ローボールいい所に決まってんぞ」

と具体的に言われた方が子供たちには伝わります。

③マイナスの言葉を言わない

声がけに上手いも下手もないのですが…

声がけの上手な選手は、マイナス要素を言わないんですよね。

空振りしているバッターに対して

「三振するなよ」

ではなく

「OK!OK!いい振りしてんぞ!」

四球を連発している投手に対して・・

「フォアボール出すなよ」

ではなく

「おう!打たせていいぞ!絶対、捕ってやるから!」

ミスをしてベンチに戻ってくる選手にはウチの選手は

とびきりの笑顔で、とびきりのプラスの言葉をかけていました。

子供は認め合っていますか?

その言葉には「認め合い」があるのだと思うのです。

認め合いがなければ

「ヘイヘイどうした~!」

っていう仲間の一言が

ただの悪口に聞こえてしまう。

認め合っていれば

それは激励に聞こえるはずなんです。

だからこそ、最初に書いたように

『いいチーム』でなければ

『いい声がけ』は出来ないのです。

 

「声懸け」と「声崖」

仲間同士が認めあって…

仲間同志になって…

懸命に声をかけていれば

それは「声懸け」です。

認め合いがなくただの悪口になっていれば

それは相手を追い詰める「声崖」です。

そして「声懸け」になるのか「声崖」になるのかは

指導者の指導も関係してくるはずです。

練習で厳しい時間を共有してきた仲間が言うからこそ…

認め合ったからこそ…

心に響く「言球=ことだま」なのだと思います。

~年中夢球~

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野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。

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