少年野球~高校野球 子供を持つ親と指導者のサポーター~

少年野球~レギュラーの子を特別扱いにしていませんか~

こんなお悩みを頂きました。

レギュラーとベンチの子の気持ち

試合に勝ったご褒美にアイスを買いました。

「試合に出ていない選手は食べさせたくない」

レギュラーの選手からこんな一言がありました。

胸が締め付けられるお話です。

スタメンに出ている選手はベンチの選手の分もがんばろうと思い、ベンチの選手はスタメンの選手にがんばってもらおうと色々動くわけです。

私はスタメンの選手以外を「補欠」とか「控え」と呼ばずに「ベンチプレーヤー」と呼んでいます。

私自身、ベンチの選手も試合に出ているというのは

ピッチャーにいい音を鳴らそうとしている第2キャッチャー。

前の打席にどこに打球が行ったかをスコアを確認して指示を出す選手。

試合の流れを壊さないようにしているバット引きやボールボーイ。

ピッチャーにいち早く水分をとらせようとして走り回る選手。

そして仲間に精一杯の声を出して応援している選手。

誰もが欠けることなく試合に参加しています。

ボールボーイやバット引きの子がいなければ試合は出来ないわけです。

大人の眼は大丈夫でしょうか?

レギュラーの子とベンチの子の意識の差はどうしても出てしまうものです。

その意識の差を少しでも縮めることが指導者の役割だと思うんですね。

「試合に出られないんだからボールボーイぐらいきちんとやれ!」

指導者がそういう思いでベンチプレーヤーを見ていたら…

もしくはスタメンの選手の親御さんがそういう眼でベンチの選手を見ていたら…

その態度や言葉をレギュラーの子達は感じます。

スタメン選手が偉い

そういう間違えた捉え方をする選手が出てきます。

ベンチの「プレーヤー」としての役割

逆にベンチプレーヤーの中の選手がベンチの役割を果たさないときもあります。

ボーッとして何度も何度もバット引きを忘れたり、ベンチで野球と関係のない話をしたり…こういう選手には話をしても同じことを繰り返す選手は私はベンチから外れてもらいます。

プレーヤーになっていませんから。

こういう姿をスタメンの選手が見ると「ベンチの中しっかりやれよ」ということになってしまいます。

「全員野球」

ではどのようにしたら、レギュラーとベンチの選手のこのような意識の差がなくなるのでしょうか?

それは、やはり練習から作られていきます。

練習の準備…

知らず知らずベンチの選手が動いてしまっていないでしょうか?

レギュラーの選手が準備をベンチの選手にやらせていないでしょうか?

練習の際はそこは平等でなければいけません。

そして厳しい練習を共有することによって、試合の時にアイツのためにがんばろうと思うはずです。

そして、先にも書いたように「大人の目」です。

大人がレギュラーとベンチの選手の扱い方を分けるようなことをしていれば子供にもそれは伝染します。

スタメンの選手もベンチの選手も全員がその場でがんばることが「全員野球」のはずです。

それを教えるのが指導者の役目です。

~年中夢球~

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野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。
Comments (2)
  1. 小山孝幸 より:

    中学野球ですが、うちの監督は素晴らしい。その子の適性を色んなチャンスを与え、つかんでいると思います。先日ホームの練習試合は1年生は30分前集合なのに監督はその前に来ています。うちはやっとこでした。別け隔てなく全員野球に取り組んでいます。また1年後、2年後も見据えた采配していると思います。機動力野球がうりもの、それも1チャンスをものに出来るよう取り組んでいると思います。サインも複雑です。バント,バントエンドラン,ヒトエンドラン、盗塁、盗塁阻止、待て、選手もベンチも必死です。

    1. 管理人 より:

      選手より早く来てる指導者さん・・立派です。
      そういう指導者さんだからこそ選手の先々まで考えられる方なのでしょうね。

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