少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球に必要なたし算とかけ算

仮にセンスというものがあったとしても、センスの差は小さく、努力の差は大きいと思っています。

そして、その努力を継続する差は更に大きくなっていくと思います。

だからこそ

「センスがないから何をやってもダメだ」

そんな一言を指導者として言ってはいけないと思っています。

努力は足し算

努力は自分の夢や目標のために・・

毎日コツコツがんばり・・

そのがんばりが自分にプラスされていく足し算のようなものです。

ただし『がんばったつもり』の練習では何も積りません。

『つもりは積りません』

努力したつもりではいけません。

指導者からすると「努力」を最大限に活かす練習メニューを考えなければいけません。

協力は掛け算

その努力を見ているチームメイトが、俺もアイツに負けないようにがんばろうと努力をする。

そのみんなの努力がチームに助け合いの力を生み出す。

仲間の「奴」に「力」を与える「力」と書いて「努力」

その努力は「協力」という言葉になります。

個々の努力が周りに力を与え・・

協力を生み出して広がっていく。

協力は掛け算のようなものだと思うのです

掛け算は「0」でない限り・・

その数は大きくなり、協力は強力なものになっていきます。

元気のいい子。

がむしゃらにがんばる子。

そういう選手が「0」でない限り、可能性は広がります。

 

奇跡

そういった力がよく「奇跡を起こす」と言われます。

努力を続けていれば必ず奇跡は起こると言われます。

ですが・・

たくさんたくさん努力をしてきた野球少年や高校球児達に起こらなかった奇跡もあります。

努力が足りなかったのだと言われるかもしれません。

ですが・・

本当に血を滲むような努力をしていた子供に起こらなかった奇跡もあります。

それぐらい「奇跡」というものは起こらないものなのです。

だからこそ、努力をしていない者に「奇跡」など起きるわけがないのだと…

だからこそ「努力」をしなければ何も始まらないのだと…

選手にそう話しています。

残念ながら・・

努力をすれば必ず報われるわけではありませんが・・

報われたと思える選手は、みんな努力をしていたはずです。

そして・・

努力は必ずしも「成功」するとは限りませんが、必ず子供を「成長」させてくれるはずです。

~年中夢球 photo buchiko~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。

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