少年野球や高校野球で子供が壁にぶつかっている時に使う言葉。
「がんばれ‼」
我が子に試合当日に何と言っていいかわからず…
試合中に何と言っていいかわからず…
がんばれ!
何かいい言葉が思いつかなくて、思わず出てしまう言葉だったりしませんか?
言葉は『がんばれ!』だけれども、その言葉に想いをのせてみませんか?
挫折しそうな時・・・
「がんばれ!今、がんばれば強くなれるぞ!」
我が子に強くなってほしいと願う。
「がんばれ!今、がんばれば壁を越えられるぞ!」
壁を超えたいと願う。
ここをがんばれば願いが晴れるぞ!
そんな想いを込めて声にしてみましょう。
かんばれ!!願晴れ!!
厳しい練習でクタクタになり、眼もうつろになってきた時・・・
「がんばれ!体が疲れていても眼だけは死んでない。」
心は眼に表れる。
眼が晴れていればここを乗り切れるぞ!
そんな想いを込めて言葉にしましょう!
がんばれ‼眼晴れ!
壁を乗り越えた時・・
辛い練習を乗り越えた時・・
子供たちの「がんばり」は顔に現れます。
何かを乗り越えた時の顔が晴れやかに・・
満面の「顔晴れ」になっているはずです。
ですが・・
がんばれ!と言われても、がんばれなくなってしまった子もいます。
がんばれ!という言葉を聞くのが辛いお子さんもいます。
自分はがんばっているのに・・
お父さんやお母さんが、がんばれって言うから・・
辛い事を親御さんに言えないお子さんがいるかもしれません。
そんな時は・・
「味方であること」
「そばにいること」
を再確認してあげてください。
何かいいことを言おう。
何か言わなきゃ。
そう思わなくていいんです。
お子さんががんばれなくなった時は、お子さんの話をたくさん聴いてあげてください。
お子さんは「何かを言ってほしい」のではなく「話を聴いてほしい」はずです。
心にずっと溜めておいた「辛いがんばれ」の気持ちが溢れだす時があります。
たくさん泣かせてあげてください。
「泣くな!」
と言わないであげてください。
親子の眼の前にそびえ立つ壁を乗り越えてください。
その場限りのことだけを考え、壁を壊したり、抜け穴を探してはいけません。
壁は乗り越えてこそ、後々、親子を守る「砦」に変わるはずです。
今、がんばれなくなったお子さんをお持ちの親御さん。
辛いけど乗り越えましょう。
きっと、その先に親子の『顔晴れ』が見えるはずですから・・~年中夢球~