「父は母から十月十日(とつきとうか)分、出遅れているから叶わないなあ」
母はお腹にいるときから自分の一部としてお子さんと生活しているわけですから。
母は偉大ですよね。
そのお子さんがお腹から出て自分の分身が野球を始める。
野球をしていればお子さんが悩む時も落ち込む日もあります。
でもそんな時に十月十日お腹に一緒にいたお母さんが側にいれば、お子さんは何か悪いことがあっても朝に生まれ変わることができるのかもしれません。
「朝」という漢字は分解すると左は「十・日・十」・・右は「月」
そう・・十月十日(とつきとうか)になるんですね。
悪いことがあっても次の日に朝が来れば生まれ変わってがんばることが出来る。
そんな意味が「朝」という漢字には込められてるのかもしれません。
「昨日は色々あったけど今日はいい日になるよ!」
十月十日お腹に一緒にいたお母様が朝に言うから説得力があるのかもしれません。
ただいま・おかえりが大切な理由
同じドラマで・・
「いってきます・いってらっしゃい」
「ただいま・おかえり」
の大切さを教えてもらった。
こういうシーンがありました。
「いってきます」
「行って帰って来ます」という意味です。
「いってらっしゃい」
「行って帰ってらっしゃい」という意味です。
その約束が守れた言葉が
「ただいま」と「お帰りなさい」なのです。
奇跡のバックホーム
多くの事故や事件が災害がある世の中です。
野球に行くときにどんなに忙しくても玄関で「いってらっしゃい=行って帰ってらっしゃい」と言葉にしてあげてください。
言葉には言霊があります。
この言葉が言えるのも当たり前ではありまえん。
東日本大震災や熊本の地震・・
この言葉が言えなくなってしまった方々がいらっしゃいることを忘れてはいけません。
「当たり前」ではなく「有り難し」なことです。
そして子供たちには元気よく帰ってくる家があります。
親御さんが待っている家に帰って来ます。
奇跡のバックホーム
お子さんが活躍した日でも元気がない日でも無事に帰ってきたことだけで当たり前ではない「奇跡のバックホーム」なのだと思って玄関で迎えてあげてください。
*松山商業対熊本工業の決勝戦のあの奇跡のバックホーム。
高校野球の中で私の大好きなシーンです。
あそこまで行くのにあった様々なドラマ・・
そして、その後の選手たちの生き方・・
高校野球はやはり感動を与えてくれますね。
~年中夢球~
」