少年野球~高校野球 子供を持つ親と指導者のサポーター~

高校野球 清宮君とリトルで戦って…5点差のリードが…

昨日の高校野球の東京大会は熱い戦いが繰り広げられた末に清宮君の早稲田実業の優勝で幕を閉じました。


リトルの清宮君

清宮君・・

リトル時代に戦ったあの試合を今でも夢に見ます。

今から6年前になるでしょうか。

ウチのチームが関東大会を決め準決勝で清宮君が所属する北砂リトルさんと戦いました。

この試合は私の中で今でも忘れられない試合として残っています。

当時のウチのチームはやっと関東大会に何度か出場出来るチームになっていました。

私自身、指導者として3回目の関東大会だったように記憶しています。

関東大会に出場し、準決勝で清宮君の所属する北砂リトルさんとの戦い。

当時から有名だった清宮君・・

試合前にウチの選手に

「いつも通りの野球をやろう」

そう話して試合に臨みました。

 

そう・・

 

「いつも通りの野球をやろう」

と私がそう言ったのです。

清宮君に怯えた自分

当時の私はどちらかというと「イケイケ」の指導者でした。

試合が始まり全てがこちらの展開通りにいき・・

5点のリードで最終回を迎えました。

今、思うと、浮ついていた気持ちで最終回の守りにつく選手を送り出していた自分の感情を思いだします。

連打を浴び点差が縮まり・・

清宮君に打順が回りました。

明らかにグラウンドの選手たちはどうしていいかわからないといった顔でベンチの私の指示を待っていました。

私が出した指示は・・

「敬遠」でした。

今まで一度も出したことのない指示でした。

この関東大会に出るまで「イケイケ」の野球でここまでたどり着いたチームに・・

試合前に子供たちに「いつも通りの野球をしよう」と言ったのに・・

僕が清宮君に怯えてしまった。

そこからチームは考えられないミスの連発でした。

敬遠した球がとんでもない暴投になったり・・

その後もエラーを連発し・・

5点差はあっという間になくなり6点を取られサヨナラ負けを喫しました。

呆然とグラウンドに立ち尽くす選手を呆然と立ち尽くしていた自分の姿を今でも鮮明に覚えています。

「いつも通り」の野球をやろうと言っていた自分がいつも通りの野球をやらなかった。

子供は敏感です。

私のその思いをあの子達は感じ取ってしまった・・

その思いからあのサヨナラ負けを演出してしまった。

そう思っています。

試合後に泣きじゃくる子に、しばらく何を言っていいかわからず・・

「よくがんばったぞ」

とは言えずに、ただただ自分の責任だと

「申し訳ない」

と謝りました。

あれから6年…最後の夏へ

あれから6年・・

あの日の経験も含めた経験と今の指導者としてのスキルがあって、

6年前に戻れたら、あの子達を勝たせてあげれたのではないか・・

何度も何度も思います。

今でもあの呆然とグラウンドに立ち尽くすあの子達の姿を時々夢に見ます。

あの試合は未熟な私に「経験」という成長をくれました。

でも・・

あの頃の・・

リトルのあの瞬間のあの子達の「今」を僕のせいで流させてしまった涙はきっと僕は忘れることはない。

5年前の自分・・10年前の自分・・

成長していない指導はいけないと思っています。

経験や勉強があるからこそだと自分で思っています。

敬遠で暴投をした選手はサヨナラ負けの投手となりました。

彼はその写真を毎日毎日見て、アンダー12の選手になり、神奈川の高校で活躍しています。

先発したエースはキャプテンで県外でエースナンバーを付けています。

清宮君にとっても最後の夏・・

あの時、私のせいで呆然とグラウンドに立ちつかせてしまった彼らも最後の夏・・

皆、がんばれ。。。

いろんな事があっただろうけど・・

高校野球の最後の舞台へ。~年中夢球~

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野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。

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