昨日は少年野球でジャイアントキリングが起きる5つのことを書かせていただきました。
昨日は主にこちらが先制点を取れた時のお話でした。
その内容はこちらからご覧下さい。
https://wp.me/p8mx8u-ii
このように先制できたりすることが理想なのですがそう簡単にいくことがないのが野球ですね(^^
喉から手が出るほど欲しい先制点が取れなかった・・
でも、まだジャイアントキリングのチャンスは残っています。
先制出来ずに相手が先に点を取った時に「5回まで2点負けならいいぞ」などとよく選手にいいます。
本当は今すぐにでも追いつきたいんですけどね(^_^;)
ですが小学生相手に
「早く追いつけ!」
「この回何が何でも同点だ!」
と子供に気持ちを入れるのもひとつの方法ですが、このような言葉を言うことによって『失敗できない』などと硬くなりいつも通りのプレーが出来ないことが出てきます。
仮に先制点を取れなくても指導者が焦らないことが大切です。
指導者の焦りは子供に伝染します。
野球というのは流れがあります。
1試合のうちに何度かその流れでゲームが大きく動きます。
大きなミスやビッグプレーのように誰もがその流れが変わる瞬間のプレーもあれば、小さ
『ん・・今のは?』みたいな細かい部分でも流れの【潮目】が変わる時があります。
相手の攻撃が雑になり、
5・6球でチェンジになった瞬間だったり・・
バントが初球で決められなかったり・・
その潮目がわかる選手は、普段の練習から【目配り】【心配り】【気配り】が出来て
指導者だけでなく、試合中に潮目がわかる選手が多いこともジャイアントキリングの条件の一つです。
先制はされましたが潮目が変わり流れがこっちに来ました。
回は終盤・・スコアは0-2から1点を返して1-2。
尚も攻撃中です。
この時が私が取る策は『まず同点』・・
ではなく、一気に『逆転』を狙います。
同点止まりだと、結局、自力に勝る強豪が最終的には勝ってしまうことが多いと感じます。
そして、同点だと焦ってくれないんですよね・・回の終盤に逆転することによって相手に焦りを与えます。
『よし!この回は逆転するぞ!』と毎回言うのではなく(本当は言いたいんですけどね(笑))、よし来たぞこの回という時だけに激を飛ばすほうが効果的です。
先ほどの潮目が変わった時や、攻撃時に先頭がフォアボールで出たときなど・・
『よし!この回行こう!』とピンポイントの激のほうが選手たちも『よし!この回だ!』とチーム一丸で戦う姿勢が強くなります。
ジャイアントキリングが起きる最後の条件は『応援されるチーム』であること。
礼儀や挨拶、元気のいいチームは、周りの人から応援されます。
周りから応援され周りを味方につけることもジャイアントキリングの条件の一つかもしれません。~年中夢球~