


少年野球 楽しい野球を1つにする必要がない

少年野球 【声を出さない】チームと【声を出せない】チームは違う

冬季オリンピックの女子パシュート・・
素晴らしいチームでした。
転倒してしまった高木菜那選手を抱きしめる妹の美帆選手と佐藤綾乃選手。
二人のインタビューがとても素敵でした。
美帆選手は『勝つの負けるのも個人ではなくチーム』
佐藤選手は『銀メダルだけれどチームワークは1番のチーム』
そうおっしゃっていました。
チームとは何か・・
少年野球の指導者の方々にも胸に刺さった言葉だったのではないでしょうか。
美帆選手の言葉・・
私も選手によくそう話していました。
その記事はこちらから↓
大切なことは・・
選手・指導者・親御さんがチーム全員でこういう意識を持てているかどうかです。
そのためには・・
チーム全員の共通の目標があり・・
その目標をどれだけ強い意志として持っているかが前提にあります。
優勝をしたい・・
全国大会に行く・・
子供達が決めた目標に対して指導者がどうサポートをしていき導いていくのか。
私が指導してきたチームも目標に向かって・・
必死に練習をしてきました。
たくさんの汗をかき・・
たくさんの涙を流し・・
その中から最後までがんばる大切さや仲間を想う気持ちが芽生え・・
どの年代も素晴らしいチームになっていきました。
大事な公式戦で・・
サヨナラエラーをして負けてしまった試合もあります。
その選手を涙を流しながらも他の選手が肩を貸しているシーンや抱きしめているシーンを見ていると
いいチームになったなあと・・
誰のお陰でもなく誰のせいでもなくと言えるチームになったと思ったものです。
私は涙が止まらない選手に向かって
『胸を張ってグラウンドに帰ろう』
いつもそう言ってきました。
それだけの練習量とその練習を必死にがんあっていた彼等を誇りに思っていたからです。
少年野球の現場を見ると・・
公式戦にも関わらずエラーした選手に向かって罵声・罵倒をしている指導者を見かけます。
ひどいチームになるとそこに親までが加勢しているチームもあります。
『ウチの子ががんばっていたのに・・』
平気でこんなことを言う親もいます。
こういう指導者や親御さんに【チームワーク】を語ることはできないでしょう。
逆に【チームワーク】と言う言葉を間違えて使っていらっしゃる方もいます。
仲がいい=チームワークではありません。
チームワークは目標達成のために・・
全員がどれだけ全力でがんばっているかです。
その気持ちが強ければ強いほどチームワークの絆の糸が太くなっていくのです。
辛い練習を一緒にがんばってきた仲間だから・・
勝っても負けてもわかり合えるのです。
勝っても負けても素晴らしいと思えるチームを作ることです。
素晴らしいチームを見せてくれたパシュートの選手・スタッフの皆さん・・
高木菜那選手・・
胸を張って日本に帰ってきてください。
~年中夢球~