少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球 チームを選べない状況の地域があります

新年明けましておめでとうございます。

本年も年中夢球をよろしくお願いいたします。

移籍が出来ない

昨年は色々な少年野球チームさんに足を運ばせていただきました。

又、たくさんの方とお話をさせていただいたり

ご相談も頂きました。

そのご相談の中で最も多いのが

【チームを辞めたい】

という内容です。

チームを辞めたい理由は人それぞれであり

それがいいか悪いかというお話ではなく

【移籍出来ない】

または

【野球を始めたいけれど方針が合わなくて 入団できない】

という問題について今回は書かせていただきますね。

移籍が出来ない

皆様の地域ではどこまで移籍が許されているでしょうか?

地域によってバラバラなのではないかと思います。

①その小学校に通っている子供はその小学校のチームにしか在籍できない。

②隣接しているチームであれば入団・移籍が可能。

③学区・区など広い範囲で入団・移籍が可能。

今日、私が話すケースはこの①について。

①は入団する時も選択肢はなく移籍も出来ないというケースです。

ということになれば・・

リトルリーグや他の団体への入団や移籍しか選択肢がないのですが

地域によってはリトルリーグやボーイズリーグなどがない所も多くあります。

過疎部や地方になると特にこういう話が多くなってきます。

移籍が出来ない

その小学校に通っている子供はその小学校のチームにしか在籍できない。

これも地域愛や同じ小学校の仲間でがんばることを知る大切なことだと思います。

しかし・・

野球少年の人口は減り

【少年野球】に対する考えも昔とは違い様々な考えを持った親子が増えてきています。

厳しさを求める親子もいれば

緩い意味での楽しさを求める親子もいらっしゃいます。

どちらがいい悪いでもないし

考えを白黒させる必要もないと思います。

ただチームはその方向性をしっかり打ち出し事前に説明をする必要性があると思っています。

その方向性が違うと認識しながら入団すれば

それは合うわけがありません。

チームを選ぶ時代へ

以前は1つの小学校に2チームがある所も多かったでしょう。

それが今は1つの小学校に1つのチームになり

多くのチームが人数が集まっていないのが現状です。

中学や高校になれば自分の行きたいチームで野球が出来るのに

少年野球のチームを選べない。

移籍が出来ない。

①のケースに住んでいらっしゃる地域の方々はそんな状況になっています。

こういう問題こそ【野球が閉鎖的】と言われるような気がしてなりません。

少年野球も

【チームを選ぶ時代】

に変わっていくべきなのではないでしょうか?

 

そうなれば

【方針がない=魅力がないチーム】

はなくなっていくことでしょう。

簡単なことではないでしょうが・・

少年野球も大きな舵取りをしなければならない時が迫っています。

 

 

~年中夢球~

 

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。