気が付けば・・
もう8月の終わりです。
独自大会もほとんどの都道府県で終わり・・
いつもとは違う夏を過ごした高球児達。
野球が出来ることが当たり前ではないと・・
思い知らされた夏。
この数か月・・
私の所にこのような質問が多く寄せられました。
『小学6年生や中学3年生と高校3年生の最後は違うものですか?』
私は3人の子供がいます。
それぞれ・・
少年野球や中学野球の最後と・・
高校野球の最後を思い出してみると・・
それぞれに感慨深い思いはありますが・・
高校野球の最後というのはやはり特別なものに感じます。
その理由の一つに・・
高校野球で長い野球人生に終わりを告げる選手が
多いからではないでしょうか?
もちろん・・
大学野球やその上で野球を続ける子もいますが・・
多くの選手が高校で野球を終えます。
小学6年生や中学3年生の選手は・・
今回のコロナ状況の中・・
とても辛い思いをしたと思いますが・・
まだまだ中学や高校で野球を続ける子が多いでしょう。
この辛い状況をまだ先がある野球人生の糧にしてほしいと・・
切に願います。
小学6年生・中学3年生・・
そして・・
高校3年生に共通している点。
それは・・
大好きな仲間と・・
大好きな野球が出来なかったことです。
地域によっては中学野球も少年野球も・・
全く試合が出来なかった場所もあります。
小学6年生も中学3年生も・・
大好きな仲間と同じユニフォームを着ることがなかったり・・
大好きな仲間と試合があまり出来なかったり・・
そういう想いは高校3年生と同じはずです。
高校3年生の今が今しかないように・・
小学6年生や中学3年生の今も今しかなかったはずです。
大好きな仲間ともっと野球をやりたかったよね・・。
とても辛い想いをしたと思いますが・・
そう思えるということは・・
素敵なチームに在籍していたという証です。
素敵な仲間達と出逢えたという証です。
それを【財産】として・・
中学野球や高校野球で活かすのです。
離れ離れになってしまうけれど・・
野球を続けていれば・・
必ずまたどこかで会うことが出来ます。
小学6年生・・
中学3年生・・
辛い想いをした分・・
たくさん野球を楽しんでください。
そして・・
一日も早く事態が収束して・・
心から野球を楽しめる日が来ますように。
~年中夢球~