少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球の指導者に必要な【あつさ】と必要でない【あつさ】

野球の指導者にとって・・

必要なものとは何でしょうか?

少年野球の指導者に必要なもの

少年野球を指導されている監督さんやコーチの皆さん・・

それぞれにそれぞれの野球観があることでしょう。

私は少年野球の指導者に必要なものの一つに・・

二つの【あつさ】があると思っています。

一つ目のあつさは【熱さ】。

情熱を持っていることですね。

その情熱は・・

いかに

【子供の事を考えているか】

という情熱です。

この情熱があれば・・

というより・・

この情熱がなければ指導者など出来ないと思いますし・・

厳しい言い方をさせて頂けば・・

指導者をしてはいけないのだと思っています。

指導者に必要な熱さ

情熱があるのに・・

なかなか指導が上手く行かない・・

子供とコミュニケーションがとれない・・

上手く叱れない・・

上手く誉めれない・・

という方は方法論やスキルを磨くことで解決できると思います。

ですが・・

本気で叱ってくれる監督さんや・・

本気で誉めてくれるコーチの方は・・

子供には必ず伝わっていると思います。

逆にいくらスキルや方法論を知っていても

子供に対する【情熱】がなければ見透かされてしまうのです。

ですから・・

方法論やスキルの前に【熱さ】があることが指導者には絶対なのです。

指導者に必要な厚さ

二つ目のあつさは【厚さ】。

「情に厚い」とよく言いますね。

情に厚いとは・・

「相手を思いやる心がある」

「相手を思いやる豊かな心をもっている」

という意味です。

相手の気持ちを理解しようとしたり・・

相手の気持ちに配慮ができる人に使う言葉です。

この【厚さ】も当然のことながら子供に向けるものです。

一部の子供ではなく・・

チーム全員の子供に向ける【厚さ】でなければいけません。

そう考えると・・

熱さと厚さを持っていれば・・

子供に対する言葉掛けが変わってくるはずです。

『お前は何回やっても出来ねえな』

『野球に向いていないからやめちまえ』

そんな言葉はなくなってくるはずです。

それは・・

【熱い】や【厚い】ではなく・・

子供に圧を与える

【圧い】になってしまいます。

熱い気持ちと厚い気持ち・・

私も指導者である以上持ち続けていきたいです。

~年中夢球 photo yosshy~

 

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。