少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

息子の夏が終わりました・・

息子の夏が終わりました。

幼稚園の年中から野球をやり始めた息子。

ネクストで終わった夏

最後の夏・・

彼の夏はネクストサークルで終わりました。

1点差まで追い上げ

ワンアウト1塁。

1番バッターのキャプテンの打球はショートライナーでゲッツー。

泣き崩れるキャプテンを抱え上げるように支えに行ったらしいです。

このキャプテンとはボーイズの時から6年間を苦楽を共にした仲間でした。

おそらく・・

本人も立ち上がれない程泣いていたのだと思います。

あと1つ勝てば・・

恩師の村田先生率いる横浜高校との対戦でしたが・・

その夢は叶うことなく終わりました。

長男・長女・そして次男・・

約20年間・・

どこかの球場やグラウンドに行っていた私も

高校球児の親を卒業することになりました。

息子は・・

帰りの車も一言も話すことなく・・。

私も試合には何も触れませんでした。

普段からあまり野球の事は話さない息子でした。

野球を辞めたいと言ったことも一切ありませんでした。

ネクストで終わった彼の最後の夏・・。

横浜スタジアムの青い空を彼は見ることが出来たのだろうか・・。

神奈川は保護者の観戦が許されていませんでした。

高校野球の最後の姿を神奈川の親を観ることは出来ませんでした。

それでも・・

最高の仲間と最後まで野球が出来たことは・・

誇りとしてこれから先に活かしてほしいと思っています。

たくさん野球を観に行ってください

全国の高校3年生の保護者の皆様・・。

甲子園中止の日から・・

独自大会まで本当にお疲れ様でした。

署名活動等・・

ご協力いただきありがとうございました。

大変な時を・・

皆様と一緒に過ごしたことは私の財産になりました。

そして・・

少年野球や高校野球の親御様・・

野球が出来るということは当たり前ではないと知らされたここ数か月。

親が野球を観れることも当り前ではありません。

レギュラーではないから・・

B戦だから・・

ではなく・・

1つでも多くの試合を観に行ってください。

写真は・・

仲間と同じくらい支えてもらったお姉ちゃんと・・。

この日に見せた笑顔は・・

この時だけでした。

息子は大学でも野球を続けるそうです。

ネクストで終わった夏の答えを・・

探しにいくのでしょう。

高校球児の親は卒業しましたが・・

息子の今後の野球人生を・・

そして・・

人生を・・

ずっと応援していこうと思います。

~年中夢球~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。