


高校野球 心が折れそうになった時に考えて欲しい事

高校野球 その解説はいらない

福岡の高校3年生から来たメッセージ。
夏が来る・・。
僕は福岡の高校3年生の野球部です。
僕達高校3年生のために色々ありがとうございます。
甲子園が中止になった時…
かわいそうだ。
悲劇の年代。
そんな事を言われるのがたまらなく嫌でした。
それでも…
独自大会のためにがんばろう。
最後の区切りの大会だけはやりたい。
そう心を切り替えました。
そして・・
福岡独自大会中止の発表。
正直・・
心が折れました。
その後・・
他の都道府県の独自大会開催が発表される中・・
なんで・・?
どうして福岡だけ・・?
やり場のない怒りと悔しさでいっぱいでした。
今度は・・
『大部分の高校3年生はもうケジメをつけて前を向いている』
僕らはこんな風に言われました。
確かに・・
ケジメをつけて受験勉強にがんばった高校3年生もいるでしょう。
でも大部分の高校3年生なんかじゃないんです。
僕等はケジメをつけれないままどうしたらいいのか・・
ずっと考えていたんです。
『大人の声ばかりで子供の声が聞こえてこない』
そんな風にも言われました。
僕たちは何をすればよかったのでしょうか?
先生に部員全員で思いを伝えましたが・・
『高野連の決定だから。』
そう伝えられました。
その中で・・
たくさんの大人が僕たちのためにがんばってくれていることを知りました。
それぞれの都道府県で署名をしてくださったり・・
直接、高野連に話をしに行ってくれる人も。
そして・・
福岡は独自大会中止の決定が変わりました。
1試合だけの都道府県もトーナメントに変わりました。
本当に感謝しかありません。
本間さんは
『夏は必ず来る』
と言っていました。
福岡にも夏が来ます。
親や先生にはもちろんですが・・
この大会が開催されるために・・
がんばっていただいた方々のためにも最高の夏にします!
読んでいて涙が出てきました。
ここ数か月・・
高校球児は本当に色々なことがありました。
受験勉強に舵を取った子もいれば・・
この高校生のようにずっと大会を待っていた選手もいる。
君達が思い描いていた夏とは違うかもしれないけれど・・
夏は来る。
しかも・・
今年の夏はいつもと違う夏です。
『特別な夏』がやってきます。
高校3年生・・
たくさん我慢したよね。
本当に・・
たくさん・・。
めいいっぱい
『特別な夏』を楽しんでください。
そして・・
1年生と2年生の皆さん。
高校3年生の特別な夏を見届けてあげてください。
~年中夢球~