人間は本来・・
感情→思考→行動と言った順番で行動に移していきます。
感情は心で・・
思考は頭で・・
行動は体で・・
この流れの中で重要な役割をするのが【言葉】になります。
本来この流れの中で言葉も一緒に流れていかなければならないのですが・・
厄介なことにこの言葉というのは【嘘】を付くときがあるのです。
もしくは言葉だけで終わってしまっていることがあります。
本来なら考え・・
言葉にし・・
行動するものです。
有言実行というやつです。
ただ・・
言葉だけで行動をしない人間もたくさんいます。
50歳のおじさんが恋愛事を書いても仕方ないのですが(笑)・・
毎日・・
『会いたいね』
という言葉だけで全然会わない人間よりも・・
何かあった時にすぐに会いに来てくれる人のほうが嬉しくありませんか?
小学校低学年の選手でなかなか自主練をしない選手がいます。
親御さんが
『毎日素振りしなさい』
とただ言葉で言うよりも・・
『一緒に素振りをしようか』
と言って練習に付き合うという行動があったほうが子供はがんばるのではないでしょうか?
言葉で言うのは簡単です。
ですが・・
毎朝早く起きて子供と一緒に素振りの時間に付き合う。
仕事で疲れて1分でも朝は寝ていたい・・
それでも子供と一緒に練習に付き合う。
言葉は簡単ですが・・
行動に移すということは簡単なことではありません。
そう考えると・・
『何を言うか』という言葉も大切ですが・・
『何をするか』という行動はもっと大切なことと言えます。
選手自身も・・
野球ノートやミーティングでいくらいいことを
書いていたり言っていても行動しない人間は信頼されません。
それは我々指導者も同じことが言えます。
『お前たちのために・・』
『子供のために・・』
といくら言葉で言っても行動が伴っていなければ
子供に信頼されません。
私の監督はいつも誰よりも早くグラウンドに来ます。
子供が来る前に・・
ネットが破れている所はないか・・
マシンの調子はどうか・・
子供が怪我をしないように・・
毎週誰よりも早くグラウンドにいます。
こういう人だから・・
みんなから好かれています。
結局・・
行動をする人って『信頼』される人なんだと・・
そう思います。
言葉と行動が一致する人・・
私もまだまだです。
~年中夢球~