礼儀がまだ本当の意味でわからない小学生もたくさんいます。
小学生ですから・・。
しかし小学生が本当に礼儀の大切さを知るのは・・
ずっとずっと後のことだと思っています。
私も子供に礼儀とは何かを説明しますが・・
小学生の彼等の中の何人が本当の意味で理解しているかはわかりません。
しかし私は言い続けます。
挨拶をすることの大切さ・・
道具をきれいに並べる大切さ・・
形だけでなく心でやる大切さ・・
私は何度も何度も言い続けます。
礼儀も大切ですが・・
礼節が大切であることを彼等に言い続けています。
その記事はこちらから↓
本当の意味で理解することは難しいかもしれませんが・・
挨拶をすることや道具を並べることは
「それはいいことなのだな」
と子供ははなんとなく理解します。
「礼節」の本質的なことはよくわかっていないかもしれません。
家に帰って靴を脱ぎっぱなしにする・・
道具をきれいに並べない・・
こっちのほうが子供には楽です。
楽なことではないことを指導者の方や親御さんは言っているわけです。
楽なことをある意味制限されているわけですから
子供の中には親や指導者を
『うっとおしい』
と思う子もいるかもしれません。
家でも野球から帰ってきて・・
玄関に靴を揃えない我が子に
『靴を並べなさい』
と言うと
『うるさいなあ』
と口にするお子さんもいるかもしれません。
そんなものなのです・・(^^;
本当の意味でその大切さに気が付いていないのですから・・。
それでも・・
親や指導者は言い続けるのです。
うるさいなあ・・
といくら言われても。
うっとおしいなあ・・
といくら思われても。
間違っても・・
最初から感謝してもらおうとは思ってはいけません。
たくさんうっとおしいと思われてください。
それも親の特権です。
私の父親もそういうことに本当に厳しい人でした。
お恥ずかしい話ですが・・
私は高校を卒業してもそういう父を
うっとおしいと感じ・・うるさいと思っていました。
大人になり社会に出て・・
食事に行った時・・
一緒に食事をした人の中には・・
靴を脱ぎ捨てたままの人もいました。
挨拶をしない人がいることも知りました。
靴を揃えることも・・
挨拶をすることも・・
当たり前ではないことを知りました。
自分が当たり前だと思っていた行動は・・
マナーがある行動だと気が付きました。
その時に・・
何故、父親があんなに口うるさく私に言ってきたかを心から理解できたのです。
父親に『礼儀』を教えられたことを心から感謝しました。
今、指導者の皆さんの言葉がうっとおしいと感じる選手がいるかもしれません。
今、親である皆さんの言葉がうるさいと感じるお子さんがいるかもしれません。
でも・・
いつか必ず・・
礼儀と礼節が・・
彼らの中で一緒になる日が来るはずです。
その日に・・
感謝をされるのかもしれません。
~年中夢球~