101回目の決勝は素晴らしい戦いでした。
優勝した履正社高校の皆さん本当におめでとうございます。
星稜の奥川投手。
整列の時に見せた涙・・
中学の恩師に声を掛けていただいた涙だと報道にありました。
素敵な師弟関係なのでしょうね。
先日…
ある高校野球の監督さんと話す機会がありました。
その中でドキッとする言葉がありました。
『入学した選手を見るとその子の少年野球や中学が見えてくるんですよ』
適当に挨拶をする選手もいれば・・
心を込めて挨拶をする選手もいる。
カバンを綺麗に並べる選手もいれば・・
無造作にカバンを置く選手もいる。
道具の手入れの仕方を見ても・・
いい指導者とこの選手は出会ってきたなと・・
そう思うそうです。
この言葉を聞いて改めて・・
少年野球→中学野球→高校野球は繋がっているものだと感じました。
我々がお預かりしている少年野球の選手。
技術だけではなく・・
最後までがんばる大切さ。
仲間を想う気持ち。
チームの大切さ。
感謝の気持ち。
自分で考えて行動できること。
こういうものを上辺だけでなく・・
子供の心で感じ取ってもらえるように・・
中学や高校の指導者に繋げられるように・・
我々指導者はがんばらなければいけない・・
そう改めて感じました。
今だけを切り取って指導するのではなく・・
中学や高校へ繋げるために親御さんから大切な子供さんを預かっているわけです。
中学の指導者の方に・・
高校の指導者の方に・・
我々は架け橋をかけなければなりません。
その一番最初の橋を架けるのが我々少年野球の指導者です。
だからこそ野球の楽しさを子供たちに伝えていかなければなりません。
野球の楽しさは・・
少年野球・中学野球・高校野球と・・
その楽しさはきっと変化していくことでしょう。
でも・・
野球が好きという根っこは・・
変わらずにいてほしいと思います。
~年中夢球~