学童野球だと4年生以下で構成される『低学年チーム』と5年生と6年生で構成される『高学年チーム』に構成されています。
リトルリーグでは学年によって『ジュニア』『マイナー』『メジャー』と3つのクラスに構成されています。
中学のクラブチームでは学年の垣根を越えて実力で・・
『Aチーム』『Bチーム』というチーム編成に分かれていることが多いのではないでしょうか。
高校野球も実力で『Aチーム』と『Bチーム』に分かれている高校さんが多いですね。
当たり前のことですが同じチームに分かれていても『一つのチーム』です。
高学年だろうと低学年だろうと・・
AチームであろうとBチームであろうと・・
同じチームなのに全く違うチームに見えてしまうチームさんをお見かけします。
クラスが違うチームの悪口を言う指導者がいます。
自分の学年さえよければいいのだと思っている親御さんがいらっしゃいます。
同じユニフォームを着ている『チーム』です。
子供同士はクラスが違っていても・・
皆、仲がいいのではないでしょうか?
こうなると一番の被害者は『子供』ではないでしょうか?
方法は違っても方針は一緒なのが同じチームです
低学年のチームと高学年のチームで方針が違う。
AチームとBチームで方針が違う。
こんな事になっていたら一番困るのは子供です。
低学年から高学年に上がるときに間違いなく戸惑います。
『方法』は違っていてもいいのだと思います。
当然のことながら学年によって出来ることもあれば出来ないこともありますから。
ただし『方針』が違うことは子供を戸惑わせ親に不信感を抱かせます。
方針が同じであり目的が同じだからこそ『チーム』なのです。
クラス毎で『悪口を言う飲み会』をするエネルギーがあるのならば直接話し合えばいいだけのことです。
話しても聞いてくれないということもあるでしょう。
でも、まずは話し合うことです。
蔭口からは何も生まれません。
そしてそういう蔭口はやがて当事者の耳に入り事が大きくなっていくだけです。
自分の学年だけ良ければいいという残念な親御さんもいらっしゃいます。
それはそれで自分の代の結束は固まるかもしれません。
ですが自分たちの代だけでは運営できないのではないでしょうか?
下の学年や上の学年の親御さんたちの協力があって初めてチームは機能しているのです。
自分たちの代・・
時々ものすごい執着している親御さんがいらっしゃいますが・・
他の学年の親御さんとの距離はどんどん広がっていることに気が付かれていないことがあります。
低学年チームが優勝したら…
高学年のチームの指導者や親御さんは嬉しいのではないですか?
同じ「チーム」なのですから。
時に違うクラスが優勝すると素直に嬉しさを出せない人がいます。
それは「ひがみ」なのかもしれませんし「確執」なのかもしれません。
ですが…
がんばったのは「子供」なのです。
大人同士が仮に仲が悪いとしてもそういう所までに「大人のイザコザ」を持ち込むのはいかがなものでしょうか。
何よりも子供に失礼であり子供が可愛そうです。
低学年も高学年も・・
AチームもBチームも・・
同じチームのはずです。
~年中夢球~