母校である自分の高校は誰でも応援したいものです。
高校野球を観に行くと
『この高校さんのOBだな』
とすぐにわかる方もいらっしゃいます。
OBの方ですから当然・・
母校を応援しに足を運び【母校愛】もあるのも見ていてよくわかります。
ただ・・
試合中に監督さんの采配が上手くいかない時に
『何やってんだよ!○○!ここはバントだろ!』
『本当に○○の采配は下手だ』
と大きな声を張り上げているOBの方を見かけます。
365日見てきた監督さんが選手を起用して采配をふるっているのです。
大概こういう方は監督さんのことを・・
呼び捨てにします。
もっとひどくなると…
高校球児にも同じような声をかけます。
『○○は本当にコントロール悪いんだよな』
『○○は打てないんだから代打出せよ』
見ていて…
心が痛くなります。
母校愛が強いのはわかりますが・・
その母校の選手を野次ったり大きな声で批判するのは・・
本当の意味の母校愛とは言えないのではないでしょうか?
OBだからと言って・・
何を言ってもいいわけではありません。
そういうヤジを・・
母校のユニフォーム姿で言っている姿を周りの人はどう思っているのでしょうか?
OBの方は母校の野球部のために・・
用具や道具を寄付してくれたり・・
現役の選手や監督さん達のバックアップをしてくださっているのは・・
本当に頭が下がる思いです。
でも・・
一番大切なのは【現役の選手達】のはずです。
色々なバックアップをしているからと言って・・
何を言ってもいいわけでもありませんし・・
どんな行動をとってもいいわけではありません。
バックアップは・・
やはりバックアップまでなのです。
良かれと思い現体制の批判をしたり・・
選手の批判をすして前に出てきてしまうのは・・
バックアップではなくなってしまいます。
自分達の代から引き継がれてきたものもあれば・・
なくなってしまったものもあるかもしれません。
自分達の時代に弱くなってしまっているかもしれません。
それでも・・
母校を応援することが・・
本当の母校愛なのではないかと思います。
~年中夢球~