『考える野球』とは何なのでしょうか?
なぜ考える野球が大切なのでしょうか?
自分で考えて野球をやりなさい…
自分考えて行動しなさい…
私は出来る限り選手にそう伝えています。
考える力の一つに【先読み力】があります。
次のプレーで何が起こるのかを先読みする力。
しかし・・
野球が面白く難しいのは次に起こるプレーの数が限りなくあるということです。
その数だけ守っている選手の動きも変わってきます。
次に何が起こるかという数をたくさん頭の中で
想定出来る選手は【先読み力】の数が豊富です。
しかし・・
先読みをする力がいくらあってもそのプレーに対して【行動する力】がなければ意味がありません。
考えて行動する【考動力】を練習でどれだけ出来てきたのかが大切になってきます。
先読み力はプレー中の時だけではありません。
守りに付く時もどれだけ先読みしているのかが問われます。
次のバッターは何番からなのか?
前の打席でどこに打ってるのか?
流れはどっちにあるのか?
早く守備位置についてそれらの事を先読みしなければいけません。
また外野手であれば風の方向はどっちから吹いているのか?
内野手であればイレギュラーをしないように土をならさなければなりません。
こういった準備も立派な先読み力になります。
何気なく守備についている選手に【先読み力】はありません。
では先読み力が付いてくるとどんなメリットがあるのでしょうか?
①指示待ち人間にならない
次に何をしたらいいかを自ら考えていくことで自主的に動く選手が多くなってきます。
②野球が楽しくなる
自らが先読みをすることで【やらされてる感】がなくなってきます。
【やらされている野球】から【やる野球】に変わっていきます。
③チームが強くなる
先読み力がある選手が多くなってくれば・・
次の1球・・
次のプレーへの意識が大幅に変わるはずです。
その結果・・
当然チームは強くなっていきます。
小学生で難しいとお感じになる場合は
【問いかけ】をしてあげてください。
『ワンアウトランナー3塁・・どうやったら点が入るケースがあるかな?』
『その時にどういう動きをしなければいけないかな?』
問いかけをすることによって・・
子供達は考え・・
後々は自分で考えられる先読み力が身に付いてくるはずです。
~年中夢球~