
2022年8月9日
私は球極の出版記念の時に二人の教え子を呼んで話をしてもらいました。
二人の教え子は有名な選手ではありません。
一人は最上学年の時に一けたの背番号をもらえなかった彼。
スタメンではなかった選手です。
もう一人はリトルの時に1年間練習に来れなかた彼でした。
この二人が高校野球の最後のステージに立っていたことは
僕の中では特別な感情を持たせてくれました。
一けたの背番号をもらえなかった彼は主将として・・
練習に来れなかった彼は副将として・・
最後の夏を終えました。
僕は高校野球最後のステージに立っていられるのは・・
奇跡だと思っているんですね。
仲間や指導者・・
何かの歯車が狂い始めると・・
最後のステージに立てないこともあります。
残念ながら・・
僕の教え子にもそういう選手がいます。
自分の教え子が有名になると・・
【アイツは俺が育てた】
という指導者の方がいますが・・
そういう選手でなくても・・
高校野球を最後までやり遂げた選手・・
たくさんの挫折の度に這い上がってきた選手・・
仮に有名ではなくても・・
僕にとってはみんながヒーローです。
何よりも高校野球を最後までやり遂げてくれたことが・・
有名になる選手以上に僕にとっては・・
嬉しい事で感謝の気持ちでいっぱいです。
この夏も・・
たくさんの選手が高校野球の最後のステージに立つことになります。
それは少年野球の頃に描いていた姿とは違うかもしれません。
でも・・
スタメンであろうと・・
ベンチであろうと・・
スタンドであろうと・・
一番大切なことはお子さんが
【高校野球までやり遂げたこと】
です。
有名選手でなくても・・
お子さん一人一人が・・
親にとってはヒーローなのですから。
いよいよ…
夏がやってきます。
~年中夢球~