少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

高校野球 【メンバー】の本当の意味を知ってほしい

神奈川は夏の大会まで40日を切りました。

いよいよ…

夏がやってきます。

引退試合で終わりではない

早いチームではもう少しでメンバーが発表されることでしょう。

特に高校3年生とその親御さんは・・

落ち着かない日々を送っているかもしれません。

そして…

メンバーが発表されるとすぐにメンバーに入れなかった選手の引退試合が行われます。

引退試合が終わると

『俺の高校野球が終わった』

『息子の高校野球が終わった』

そう言う人がいますが…

そうではありません。

ここからです。

ここから最後の夏に向けて仲間と戦うのです。

メンバー

『メンバー』という言葉の語源は

【体の一部】という意味があります。

そう考えると…

メンバー外という言葉はふさわしくないのかもしれません。

スタメンの選手。

ベンチの選手。

スタンドの選手。

チームが一つの体なのであれば…

全員必要な力です。

みんな【メンバー】なのです。

役割が違っていても…

みんな高校野球を最後までやり遂げたメンバー。

仮にベンチ枠に入れなかった時…

絶対に腐ってはいけません。

君達だけ背番号を付けている選手を支えていると思っているのであればそれは大きな間違いです。

君達はこれまでたくさんの人に支えられてきたはずです。

それは高校の仲間や先生だけではありません。

少年野球や中学野球の仲間や監督にも支えられてきたはずです。

そして…

ベンチ枠から外れても君達を…

必死に…

必死に…

支えてくれている親御さんがいます。

本当は親御さんも辛いはずです。

でも君達を支えてくれているんです。

そして…

背番号をもらった選手も君達を支えてくれているんです。

ベンチ枠から外れてしまった時…

自分達だけが支えていると思わないでください。

君達を支えてくれている人がたくさんいます。

人という漢字は支え合うことで成り立ちます。

もう…

夏の足音が聞こえてきました。

~年中夢球~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。