『お前、本当に使えない』
『下手くそ!』
『補欠のくせに!』
あるチームと練習試合で・・
選手が一人の選手にこういう言葉で・・
集中砲火を浴びせているのを見たことがあります。
しばらく気にして見ていると・・
『お前、本当に使えない』
『下手くそ!』
『補欠のくせに!』
と監督やコーチの声で同じ言葉が・・
要は監督やコーチが言っている言葉を子供達は真似しているんです。
この子なら言ってもいい・・
監督やコーチも言っているし・・
そういう気持ちがチームに浸透し・・
【負の連帯感】を生む。
監督・コーチの口癖を・・
小学生の子供達は真似るんです。
そして・・
真似るのは口癖だけではなく・・
【標的】にする子も・・。
チームは仲良し集団ではありません。
ですから子供同士でも叱咤の声は必要な場合もあります。
皆さんのチームでは・・
どのような時に子供同士でそのよう声が出るでしょうか?
もっと言えば・・
どのような時にその声を指導者の方はOKとしているでしょうか?
チームとは・・
目的が同じ集団であり・・
その目的に一生懸命がんばっているかいないか・・
明らかに手を抜いたプレーや全力疾走を怠った時は
子供同士で言うのもOKにしています。
つまり・・
技術の上手・下手ではないということです。
練習中・・
エラーをしている選手でも一生懸命がんばっている選手にはみんな応援する声を出します。
捕れても手を抜いている選手はみんなから叱咤の声が飛びます。
技術の上手い・下手ではなく・・
一生懸命やっているかどうか。
そこを指導者が間違えてしまえば・・
子供も当然同じになってしまいます。
子供は・・
指導者を観ています。
~年中夢球~
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