少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球 グローブを眺めていると見えてくるもの

道具を大切にしなさい…

我々は子供にそう言います。

道具に当たってはいけない 

プロ野球選手が悔しさのあまりにバットをへし折ったり・・

グローブを投げつけるシーンがあります。

見ていて心が痛くなるシーンであり…

子供に見せたくいシーンでもあります。

ですが・・

我々も【モノ】に当たる時ってありませんか?

わざと大きな音を立ててドアを閉めたり…

テーブルにモノを投げたり…

心のイライラをモノにぶつけてしまう。

親の願い 

普段…

『野球の道具を大切にしなさい』

と言っていた親御さんや指導者の方がそんなことをしまっているのを子供が見たら…

『大人だってモノを大切にしていないじゃないか』

そんな風に思ってしまいます。

【モノに当たるのは心の乱れ】

です。

野球はお金がかかります。

バット、グローブ。

決して安いものではありません。

父や母が一生懸命に働き…

自分の欲しいものも我慢して…

子供のためにバットやグローブを買ってあげています。

『このバットなら打ってくれるかな』

『このグローブなら捕れるかな』

野球の道具には親御さんの色々な願いや想いが入っています。

色々な人の願い 

そして…

野球の道具を作ってくれた方の想いも入っています。

グローブを作ってくれている人。

一つのグローブを作るのにたくさんの人の手が加わっています。

その人達は姿は見えないそのグローブの持ち主に想いを込めてグローブを作っているはずです。

グローブを売っている人も…

想いを込めて型を作ってくれているはずです。

野球をするということは・・

たくさんの人たちの願いや想いが込められているということ。

グローブを見てください。

色々な人の顔が見えてきませんか?

道具や物を大切にするということは・・

その道具に関わって来た人たちの

【想いや願いを大切にする】ということです。

そう考えると・・

グローブをたたきつけたり手入れをしない事はなくなるはずです。

~年中夢球~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。