
2022年3月20日
私自身も指導者の成り立ての頃・・
イライラが多い指導者でした。
私は少年野球であっても目標は【勝つこと】でいいこと思ってるんですね。
それは【子供】が勝ちたいと思っているからです。
そして【勝つ】という前提がなくなると・・
全てが崩れてしまうからです。
ただ・・
指導者が勝つことが【目標】でなく・・
【目的】になってしまうと指導者の皆さんがイライラしてしまうのではないでしょうか?
勝たせたいという思いより・・
勝ちたいという思いが優先されていないか時に自分を第三者的な眼で見る事も必要です。
監督・コーチの皆さんは子供に勝たせてあげたい・・
そう思っているはずです。
ですから・・
熱心に子供を教えていられるわけです。
こういう練習メニューで練習してみよう。
あの子のバッティングフォームを少し変えてみよう。
指導者の方々は週末が来るまでの平日に子供のために・・
色々な事を考えていると思うのです。
そこで出てしまうのが指導者の思いと子供の技術の・・
【ギャップ】です。
この練習メニューが出来るようになれば・・
優勝できるかもしれない。
このバッティングフォームに変えたら打てるかもしれないのに・・
子供が中々フォームが定着しない。
その指導者の方々の思いと選手達の技術のギャップから
『何で出来ないんだ!』
『優勝したいんだろ!]
こんな言葉を掛けてしまうのかもしれません。
でも・・
最初から出来る子供はいないはずです。
物事には段階があります。
どこまで出来るようになってきているのか・・
ひょっとすると・・
その子にそのバッティングフォームは合っていないのかもしれません。
指導者の方が冷静に状況を把握する眼が必要です。
子供に勝たせたいという思いが・・
焦りを生みイライラしてしまうのかもしれません。
~年中夢球~