高知商の野球部員がダンス同好会の有料発表会に出演したことについて、日本高野連は13日の全体審議委員会で、日本学生野球憲章の禁ずる「商業的利用」に当たらないと結論付けた。
その一方で、責任者である野球部長の処分の判断は先送りにした。
今朝、こんなニュースを眼にしました。
ご存じの皆様も多いでしょうが・・
高知商業高野球部の部員がダンス同好会主催の有料の発表会にユニホーム姿で出演した。
そのことが日本学生野球憲章に抵触する可能性があり高知県高野連が処分を検討する。
というニュースから数日・・
世論の逆風を感じた高野連が方向性を変えたとの印象がいがめません。
入場料の500円が営利目的でないことがわかった・・
とありましたがちょっと考えればわかることだったのではないでしょうか?
最初からこんなに大ごとになる前に【注意】だけでもよかったのではないでしょうか?
それからもう一つ。
野球部員がユニフォームで参加したことが問題化されています。
確かにどこでもユニフォームで外出することには問題があるでしょう。
そのためにどこかで【線引き】をしなければいけないのも事実です。
その線引きが難しいのもわかります。
ただ・・
ダンスの発表会というのはダンス部の高校生にしてみれば・・
野球部の試合のように・・
【大切な試合】
と同じだったのではないでしょうか?
野球部の応援にダンス部の高校生がダンスの衣装【制服】を着ていったように・・
野球部の選手がユニフォームを着ていったのは【敬意】の表れだったのではないでしょうか?
ユニフォーという英語を辞書で調べると【制服】と書いてあります。
学校の制服ではなく・・
野球部としての【制服】でダンス部の応援に行ったことは責められるものではないのではないでしょうか?
ただ・・
それが規約に反するのかもしれません。
ですがこれだけの大事になることだったのでしょうか?
ダンス部・野球部の高校生たちが良かれと思って行ったことがこれほどの大騒動になってしまったこと・・
彼等自身が一番ビックリしたのだと思います。
そして・・規約自体の見直しが必要なのかもしれません。
~年中夢球~