『女子野球』に携わっている方々のお陰で少しずつ状況が変わって来ているのだと思います。
『女子野球』の取り巻く環境はまだまだ厳しいですが…
もっとチ-ム数が増えたり練習場所の問題などがクリアされ発展されることを心から願っています。
「女の子のくせに野球なんて・・」
女の子が少年野球や中学野球で男の子と一緒に野球をしていると・・
こういう言葉を言う方がいらっしゃいます。
女の子は友達と外出をしたりおしゃれを楽しむのが普通だという先入観を持っていらっしゃるのかもしれません。
ですが、この子たちのようにスポーツに打ち込み・・
それが「野球」だっただけという女の子もいます。
男の中に混じって野球をする事がどれだけ大変でも・・
それでも『野球』が好きなんです。
「女の子のくせに野球なんて・・」
きっとこういう言葉を言う方には残念ながら理解いただけないのだろうと思っています。
「女の子なのに本当によくがんばっているね」
思わず言ってしまいますよね・・
この一言。
私も思わず言ってしまいます。
私の娘はリトルリーガーとしてチームに6年在籍していました。
この言葉・・
よく掛けていただいたそうです。
ある日・・娘が私にこう言った事があります。
『男だから女だからって関係ないと思うんだよね。私は野球選手なんだよね』
周りから『女の子だから・・』とあまり言われれることも良くないのかもしれないと娘の話を聴いて感じました。
一般的に女子は非力なので、ピッチングやバッティングにおいてはやはり不利と言われます。
ピッチングでは速い球を投げる力。
バッティングでは遠くに飛ばす力。
低学年のうちは身体能力はあまり変わりませんが・・
一般的には高学年になってくると少しずつその差は広がっていきます。
速いボールを投げたり長距離の打球を飛ばすことの差は広がっていくかもしれませんが
『ミートの上手な打者』
『バントが上手な打者』
『コントロールがいい投手』
が女の子で私のチームにも在籍し活躍してくれました。
女の子が少年野球を行う上で、もっとも重要なことは
『野球を続けられるかどうか』
ということです。
この問題は2つの場合があります。
①環境的問題
小学校を卒業した時に男の子と一緒に野球をする子もいれば
『女子チーム』の選択肢をするお子さんもいらっしゃいます。
女子チームの数が増えてきてはいますが、地域によってはまだまだな場所もあります。
②自我的問題
『女の子が野球を始める』という時点で、彼女たちはひとつのハードルを越えているはずです。
女子チームが近くになく中学で男の子と同じチームで野球をする場合
「やっぱり女の子に野球は無理なのだろうか?」
「試合に出ることは難しいのではないか?」
そんな思いから
『他の女の子のように遊びたい』
『野球を辞めたい』
そういう考えになってしまう選手がいることも事実です。
女の子としての「自我」が出てきてしまうケースです。
こういう話をすると
『ソフトボールの道もあるじゃないか』
そう思われる方もいらっしゃるでしょう。
それも一つの選択肢です。
ですが、中にはあくまでも『野球』に拘る女の子もいます。
私の教え子にもソフトボールの道に進んだ子もいれば
『野球がいいんです』
と野球の道を進んだ選手もいます。
こういう選手のためにたくさんのチームが増え彼女たちに『選択肢』が増えることを願っています。
写真はこの夏に高校野球を終えた【高校球児】の選手です。
~年中夢球~