
2022年7月12日
【 野球をしていて楽しいことや嬉しいことのほうが少ない】
でも・・
『一瞬の輝きのために辛い練習があるんだ』
と選手に言ってきました。
ある教え子の話です。
彼は中学でひじを故障。
中学野球を終えてから高校野球のために肘にメスを入れました。
高校野球で活躍したい・・
人一倍そう思う子でした。
高校になり・・
彼は横浜を離れました。
彼が選んだ高校は岩手の盛岡大附属高校。
親元を離れ・・
夢の甲子園のために・・
そして・・
3年の夏・・
県大会でも活躍した彼は甲子園へ出場することになりました。
甲子園初戦…
彼の出番はありませんでした。
彼の出番が来たのは3回戦。
スタメンではありませんでしたが・・
7回に彼が代打で出場しました。
中学時代は肘の手術をし、高校時代も肘との痛みと戦っていた彼。
親元を離れ遠く東北の地へ・・
色々と辛いことがたくさんあったはずです。
子供の頃から憧れていた甲子園。
一打席の夢舞台。
バッターボックスにいる彼の姿を見るだけで・・
色々なことを思い出し・・
それだけで涙が出てきました。
結果は…
フォアボールでした。
バットを振ったのは・・
ファウルの一球のみ。
でも、僕の目には・・
一打席であれ・・
バットを振ったのが一球であれ・・
彼の姿がキラキラ輝いて見えました。
彼の名前は『宮杉一輝』
名前のように・・
それが一瞬でも眩しいくらいに輝いていました。
辛いことがたくさんあったけど・・
この一打席・一球・一瞬のために彼は野球を続けてきたのだと思います。
一瞬の夏・・
だけど・・
一生残る記憶。
皆さんのお子さんも例え一瞬でも【輝く】時が必ず来ます。
今が辛ければその輝きは更に強い光で輝くはずです。
~年中夢球~