少年野球~高校野球 野球少年を持つ親と指導者のサポーター~

少年野球 グラウンドは「親の背中を見せられる場所」かもしれません

今の小中学生は我々の頃に比べて忙しい毎日を送っています。

野球以外にも塾や習い事・・

時に今の子は仕事をしている親より遅い時間に帰ってくることもあります。

今の子供は「親の背中」を・・

私の父はすでに他界していますが、所謂『昭和の男』でした。

自営業を営んでいたので忙しく私の野球もほとんど観に来ることはありませんでした。

毎晩、遅く倒れ込むように帰って来る父の姿を見て

『仕事が忙しくて大変なんだな』

と子供心にそう想い、家族のために一生懸命働いてくれている父の姿に感謝していた記憶があります。

『親の背中』を見てそう思ったわけです。

今の子供に『親の背中』はどう映っているのでしょうか?

そもそも忙しい現代の子供たちに『親の背中』を見る時間と余裕はあるのでしょうか?

昔はお給料を給料袋で渡していたのが振り込みに変わり・・

そんなことも関係しているのかもしれませんね。

グラウンドは・・

少年野球や中学クラブチームにはたくさんの保護者の方の協力で成り立っています。

お当番などで決められていることなのでグラウンドに来てくださる方もいれば、御厚意からグラウンドに来てくださる方もいらっしゃいます。

父はグラウンドに来て・・

慣れない審判をやり・・

慣れない手つきでネットの補修をやり・・

慣れない手つきで砂を入れる。

平日なかなか忙しくて会えず、話す会話も少なくなっている父と子。

子供と一緒に過ごすことができる週末のグラウンドは

『親の背中』を見せられる場所なのかもしれません。

審判をやって上の審判の人から怒られているお父さん。

不器用でネット補修なんで得意なはずではないのに必死でネットを直しているお父さん。

その父の姿は傍から見ればかっこいい姿ではないのかもしれません。

かっこいい姿が『親の背中』ではない

ですが・・

我が子のために・・

お世話になっているチームのために・・

その姿は子供の胸に何かを感じさせるのではないでしょうか。

それは『今』ではないのかもしれません。

ずっと先なのかもしれません。

私もこの年齢になって亡き親父の姿を思い出す時・・

家族のためにがんばっていたがんばってくれていた姿です。

見慣れなかった父の審判着姿。

慣れない手つきでしてくれたネット補修の姿。

きっと子供たちは大きくなった時に・・

父のそういう姿を思い出すのではないでしょうか?

その姿は今は子供の目には「かっこいい姿」に映っていないかもしれません。

ですが「親の背中」はしっかり見せられているはずです。

~年中夢球~

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野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。

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