子供は新しいグローブを手にするとテンションが上がりますよね(^_^;)
硬式用グローブになれば4万…5万…とお値段も高くなっていきます。
スポーツ屋さんで子供が手にしたグローブ。
子供とグローブが出逢った瞬間です。
同じメーカーさんの同じグローブでも2つとして同じものはありません。
似ているように見えても違います。
そして・・
手に入れたグローブ。
そのグローブは親御さんが欲しい物を我慢して・・
自分の買いたい物を我慢して買ってくれたグローブです。
グローブを手にして喜ぶ子供の笑顔。
グローブを買うことによってまた野球を好きになってくれるという思い。
親にとっても色々な思いがグローブには込められています。
そのグローブを毎日毎日磨くお子さんはどんな気持ちなのでしょう。
おい…お前、試合の時…頼むぞ。
そんな風にグローブに話しかけているかもしれません。
お父さん、お母さん…ありがとう。
そんな風に感謝の気持ちを込めているのかもしれません。
練習で汚れたグローブを綺麗にしようとローションを使い…
型がくずれないようにとしっかり置いておく。
われわれ親が子供を大切にするように・・
子供をグローブを大切にしているのだと思います。
われわれ親が子供にいろいろな想いを込めているように・・
子供もグローブにいろいろな想いを伝えているのではないでしょうか?
グローブは自分をそのまま映し出す鏡です。
親への感謝への気持ちがあれば・・
グローブへ感謝の気持ちがあるはずです。
仲間を大切にする気持ちがあれば・・
道具を大切にします。
自分を磨こうととする気持ちがあれば・・
グローブも磨くはずです。
彼等にとってはグローブは自分の同志なのかもしれません。
自分の子供のように接しているのかもしれません。
私の子供もグローブを磨いているときに・・
グローブによく話しかけています。
彼等にとってグローブは生きているのかもしれません。
エラーをしたとき・・
よくグローブを見る子。
『よくグローブのせいにするな』
と言います。
私もそう言っていましたが・・
あれは『同志』に話しかけているのかもしれませんね。
『おいおい・・この場面で頼むよ』
『次は頼むよ』
そんな言葉を『同志』に話しているのかもしれません。
グローブ一つにいろんな思いがあります。
そして・・
グローブを磨くことで・・
自分の心を磨いているのかもしれません。
野球はこれからの子供に役立つものを教えてくれます。
~年中夢球~