少年野球や中学のクラブチームの問題のひとつに「審判」があります。
子供が抜けて審判部としてチームに残っていただいている方は本当にありがたいことです。
こういう方もいらっしゃいますが、ほとんどのチームが選手の父で審判を運営することになります。
多くのチームで「審判不足」のお話を伺います。
母のお当番のように「やらない」と「やれない」の問題があります。
土日にお仕事のお父様もたくさんいらっしゃいます。
「たまには土日に休んで協力するべきだ」
とお思いになるかもしれませんが
どうしても土日を休むことが難しいお父様もいらっしゃる方もいます。
土日が休みな方に
「たまには平日に休んで協力するべきだ」
と言われたら難しいこともあると思うのです。
この場合は「やれない」ですね。
審判ではなく平日に出来るお仕事をやっていただくことが好ましいですね。
「審判」と聞くと
「自分には出来ない」
「野球がわからない」
そう言ってなかなか審判をやりたがらないお父様も多くいらっしゃいます。
お気持ちよくわかります。
最初から誰も上手くは出来ませんから(^_^;)
審判をしていると
いいこともあります。
①野球のルールに詳しくなる
なんでもそうですがルールに詳しくなると奥深さがわかり楽しくなってきます。
お子さんとの会話も増えるのではないでしょうか?
②新たな子供の発見が出来る
審判をしていると子供の近くで野球を見ることが出来ます。
グラウンドの外からはわからない子供達の姿を見ることが出来ます。
「この子はこんないい声を出すんだ」
そんな発見も出来ます。
せっかく審判をやっていただく気になったのにやる気を削いでしまうことがあります。
多くのベテラン審判の方は初心者の方でも優しく指導していだきます。
ですが、審判講習会などでそうではない方の姿を拝見します。
「何やってんだよ!勉強してこい!」
「なんでそんな動きしたんだよ!」
とても強い口調で指導?されている場面を見受けます。
まだ初心者の方にもう少し「配慮」をいただけるようなご指導を…と思う場面があります。
チーム内でも練習試合の前に
紅白戦やゲームノックの場面などでプレッシャーがかからない場面で練習させてあげたいですね。
審判をやろうかどうか迷っているお父様…
我が子と同じグラウンドに立てる時間はほんの僅かです。
もしこの記事を読んでいただいて
審判をやってみようと思う方がいたら嬉しく思います。
~年中夢球~
※写真は私の友人「奥津浩之」さんです。
かっこいいです(^_^;)