つい先日・・
バトミントンの奥原選手が日本人として初の世界チャンピオンになりましたね。
奥原選手は試合中に自分とずっと対話をしていたそうです。
『逃げたら絶対後悔する』
『絶対出来るから自分を信じて』
大会前は不安で泣いてばかりいたそうですが
試合中に奥原選手がこんな風に思えるのは
今までの自信と周りの方の支えだと語っていました。
そして『希望』という言葉をずっと忘れなかったからでしょう。
『出来る出来ないじゃねえんだよ!やるかやらねえかなんだよ!』
この言葉・・
よくグラウンドで使います。
卒団した選手は、一度は、皆、私に言われている言葉です。
出来ないと思っていても、やることによって可能性は0%でなくなります。
可能性が0%ではないことによって『希望』が出てきます。
どんな子でも可能性がありますから。
ただその殆どの子が自分の可能性に気がついていません。
『出来る出来ないは後でいい。まずは、やってみる』
やってみることによって希望が出てくる。
明らかな難題を突きつけて『やってみろ!』と言うのはいかがなものかと思いますが…
多くの子供達は自分がどれだけの可能性を秘めているか気づいていません。
どんな子にも可能性はあるんです。
「お前は何をやらせてもダメだな」
「お前はセンスがない」
「お前は野球に向いていない」
指導者のそういう言葉で子供の可能性を潰さないでください。
指導者のそういう言葉で希望をなくさないでください。
それらの言葉は子供に「希望」ではなく
「絶望」を持たせます。
野球をしている限り可能性があります。
出来るのにやらない子供もいます。
やれば出来るのにやらない子供もいます。
こういう子には私も厳しく接します。
『やる』ことによって
『出来る』ようになったら
子供がそれを『使える』ようになるために
指導者はトコトン付き合うことが大切です。
練習中に選手が辛そうな顔をしていたら
「もうだめだ!!」を「これからだ!」に変えることが『希望』だ!
と選手に話してあげてください。
ところで…
奥原選手の名前をご存知ですか?
『希望』と書いて『のぞみ』さんといいます。
奥原希望選手のように『希望』を持ち続けれるように選手を導いていきたいですね。
がんばれ!野球少年!
どんな選手にも必ず「希望」はあるはずです。
~年中夢球/photo buchiko~