少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球~父がグラウンドに入る時に注意する4つのこと~

皆さんのチームでは「お父さん」はどのような役割をしているでしょうか?

お父さんもグラウンドに入って子供と野球をしているでしょうか?

 父の役割

①コーチとお父さんの線引きをしっかりするためお父さんは基本的にグラウンドには入れない

②コーチとお父さんの線引きはあるがグラウンドに入って手伝ってもらう

③お父さんが全員コーチとなってグラウンドに入る

どれもチームの考え方があり、正解はありません。

硬式クラブチームは①が多く、学童野球は②と③が多いといった感じでしょうか?

私はリトルリーグの指導者をしていますが、出来るだけお父さんもグラウンドの中に入っていただきたいと思っています。

①マシンのボール入れ

②ティーを上げてもらう

③ゲーム形式の審判

ゲーム形式で守備の人数が足りない時は守ってもらうこともあります。

せっかくグラウンドに来ていただいたのだから、何かお手伝いをしていただきたいという思いもありますし、グラウンドの中に入るからこそ我が子の何かが見えてくるかもしれませんから。

父が気をつけなければならない事①

お父さんがグラウンドに入っていただく時にお願いをしていることがあります。

「技術的な指導をしない」

これをやられてしまうと「コーチ」と「お父さん」の境目がなくなります。

監督、コーチは、一人一人の選手について、何度も話し合い指導をしています。

特にティーを上げてもらう時にアドバイスをしてしまうお父さんが時々いらっしゃいます。

本人は「良かれ」と思ってやってらっしゃるのですが、そこは大事な境界線です。

この境界線がなあなあになってくると、父はグラウンドに入れないという「規則」が出来上がるのかもしれません。

父が気をつけなければならない事②

グラウンドに入ると我が子を怒り始めるお父さんがいらっしゃいます。

「何やってんだ!」

「グラウンドから出ろ!」

こんな言葉を我が子に投げ掛けるお父さんがいらっしゃいますが

これはお父さんの仕事ではなく、監督とコーチの仕事です。

何度か注意させていただいても改善されない場合は

他の子にも悪影響なのでグラウンドに入るのをお断りします。

父が気をつけなければならない事③

私のチームでは倉庫からの道具出し、ネットの準備、グラウンド整備は

全て子供の手で行わせるようにしています。

自分達で使うグラウンドですから自分達の手で全て準備するようにしています。

お父さんたちにもその旨を伝えています。

子供がやるより大人がやったほうが早いのは当たり前ですが

「自分たちの事は自分たちの手でやる」

という事のほうが大切だという考えから

グラウンド上でのグラウンド整備や道具出しもお父さん達にはお断りをしています。

父が気をつけなければならない事④

キャッチボールやボール回し、ノックのエラーしたボールの球拾い・・

思わず捕ってあげたくなりますよね。

私のチームではそれもお断りしています。

自分でエラーしたボールは自分で捕りに行くのは当たり前ですし

試合中にお父さんが出てきてボールを捕ってくれませんから^^;

試合の時にはエラーしたボールを全力疾走で捕りに行かなければなりません。

練習からその癖をつけなくてはいけません。

わからない時は迷わず聞いてみましょう

チームによってお父さんがグラウンドに入るケース、入らないケースがあると思いますが、

グラウンドに入る時は注意しなければならない事もあります。

特に入部したばかりの時はわからないことがたくさんあると思います。

周りのお父さんや指導者の方に聞いてみるのが一番ですね。

~年中夢球~

 

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。
コメント (7)
  1. JUN より:

    この件。うちのチームはナアナアです(*´Д`*)
    そして…うちのパパはコーチなのですが、我が子には厳しくなっています。
    たまに…
    「それってコーチとしてじゃなく父として言ってないか?」と疑問に思う事を口にしたりしていて、母親としてはモヤモヤします。
    息子もお父さんがコーチってやりにくいんだろうと思います(>_<)
    コレはどう解決したら良いものか…と悩みます。
    少年野球もあと半年ですが…。

    1. 管理人 より:

      自分の子を厳しくすることを自慢気に話す方がいますよね。昔は私も自分の子に厳しくすることがいいと思っていた親でした。
      コーチングの前提は「平等」です。
      誉めることも叱ることも我が子関係なしに平等でなければいけないと思います。
      そこまで考えられるようになるまでに時間がかりましたが。

  2. 今井父 より:

    うちも今年から保護者にグランドへ入ってもらい、ボール拾い、ティー上げ等を手伝ってもらっています。
    道具出し、片付けは選手がやりますが、グランド整備は保護者が率先してやってくださいます。
    整備をしていただいている間、選手は監督からの指示やアドバイスを真剣に聞き、次の練習の準備にかかる事ができますので効率は良いです。

  3. JUN より:

    管理人様。ありがとうございます!
    うちの主人は、おそらく自分の子をヒイキしていると思われたくないのだと思うんです。その為、良いプレーの我が子を褒めるのも下手ですし、表現しません。
    もう少し我が子を褒めて伸ばしてあげでもいいのかな…とは思いますが。
    周りの保護者の目を気にし過ぎているのかもしれませんね。
    「平等」は難しいかもしれませんが、褒め上手なコーチになってほしいと願っています☆
    これからもFB投稿を楽しみにしています!

  4. 写真係 より:

    ご相談がありメールしました。
    それは父親の審判の件です。
    私は5年生の子供も持つ父親です。
    私の住んでいる地域では試合がある時はお父さん方が審判をそれぞれ2人づつ出す事になってます。その2人も途中で交代で、大体1試合に5.6人のお父さんが出る事になります。
    しかし、私は野球経験が無く、しかも目が色弱でポールの白い色がハッキリと見えないので困ってます。
    子供の頃は遊びでキャッチボールをしても見えないので自分の顔にボールが当たったりして鼻血を出していました。
    一応、チームの方々には色弱でボールが見えないので審判は出来ない事は伝えています。
    その代わり、試合中の記録用の写真を撮ったり、またその写真をみんなで見れるようにしています。
    ただ、毎回試合中の写真を撮るわけではないので、他のお父さん方が全員審判をしてるのをただ見ているだけも辛いのです。
    出来ないの事と、しない事は違うと分かっていますが、居場所が無いと言う思いています。
    他の方が審判をしてる間に何かできる事はあるでしょうか?
    お茶出しやアイシング等、スコアはお母さん方にしていただいてます。
    練習中はボール拾いなど手伝ってはいますが、試合中に何か手伝える事かあれば教えて下さい。

    1. 管理人 より:

      こんにちは。
      写真係さんのそのお気持ちは他のお父様にしっかり届いていらっしゃるのではないでしょうか?
      ご立派だと思いますよ。
      写真だって皆が撮れるものではありません。
      審判も同じです。
      やれることをやればいいのだと思いますよ。

      試合中はスコアボードの得点、SBOのカウントなどのお仕事もあります。
      父でスコアを覚えスコアラーになった父もいます。

      ですが、写真係様は「写真を撮る」という立派な役割があると思います。
      写真を撮ってくれる方には親御さんも感謝しているはずです。

      他のお仕事もいいかもしれませんが写真係さんにしか撮れないようなベストショットを撮ることにがんばってほしいなと思います。

      1. 写真係 より:

        管理人様
        コメントありがとうございます。
        優しい言葉を頂き、安心した気持ちになれました。
        子供達の良い表情、ナイスプレイ、ベンチで応援してる子、いい写真を沢山撮って行きたいと思います。
        ありがとうございます。

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