神奈川の高校野球は2年連続で横浜高校の優勝で幕を閉じました。
188試合の神奈川の夏が終わりました。
私の娘もマネージャーとしてこの188試合中の4試合、アナウンスとして2試合、そして、今日の閉会式に参加して「じぶん史上最高の夏」を終えました。
桐光学園は3年連続準決勝で横浜高校に敗れました。
横浜高校という高い高い壁。
敗退した桐光学園の選手が
「ずっと目標にしていた横浜高校の選手に感謝をしたい」
そう話して夏を終えました。
決勝で敗退した東海大相模の門馬監督は選手である息子さん、娘さんがマネージャーとしての夏を終えました。
試合終了後…
泣き崩れる息子さん…
閉会式でも顔を一度も上げることのなかった門馬監督…
色々な想いがあったのでしょう。
親子鷹の夏が終わりました。
神奈川の高校球児の188試合。
各選手、各家庭にあったそれぞれのドラマ。
閉会式でこんな挨拶がありました。
「この大会に携わった審判の方々、アナウンス等裏方でがんばってくれた学生の皆さんは10000人を越えます。全員がチーム神奈川です」
「チーム神奈川」
素晴らしい言葉です。
桐光学園の選手も東海大相模の選手も…
この大会に出場した選手も…
マネージャーも…
その親御さんも…
吹奏楽部の生徒さんも…
チアの生徒さんも…
神奈川の高校野球ファンの方も…
我々はみんな「チーム神奈川」です。
「チーム神奈川」は色々な想いを込めてチーム神奈川の代表である横浜高校を応援していきます。
そして皆さんの都道府県の代表である「チーム○○」と甲子園で横浜高校は戦います。
また高校球児はたくさんの感動を我々に与えてくれるでしょう。
たくさんの笑顔もあれば
たくさんの涙もあるでしょう。
夏の甲子園の頂点が決まった時…
我々「チーム神奈川」と他の都道府県のみなさんと「チーム野球」になります。
この夏を一緒に戦った娘の親として…
全国の「チーム野球」の皆さんと繋がっている。
そう思えることで私の親としての「夏」は終わりを告げることが出来そうな気がいたします。
最後に…
優勝した横浜高校の福永主将がこんな言葉で神奈川の夏を締めてくれました。
「ベンチに入れなかったメンバーのお陰で自分達は優勝できた」
グラウンドにいる選手だけで甲子園は勝ち取ったわけじゃない。
「チーム神奈川」の主将のこの一言が高校野球の素晴らしさをまた教えてくれました。
そして188試合を戦った「チーム神奈川」の選手、親御さん、本当にお疲れ様でした。
そして、たくさんの感動を有り難うございました。
甲子園での横浜高校の活躍を応援しています。
~年中夢球~
*写真はTVKさんより