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少年野球 指導の引き出しが増えるコーチと増えないコーチの大きな違い
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少年野球 お子さんの素振りが続かない理由
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何かトラブルがあった時にこの言葉を使う指導者の方を時々お見かけします。
『こっちは、ボランティアでやってるんだ』
『お金をもらっているわけじゃないんだ』
『野球を教えてやってるんだ』
確かに色んな親御さんがいらっしゃってこう言いたくなる気持ちがわからなくもありません。
チームにトラブルが起こり、こう言いたくなることもあるでしょう。
仕事を無理したり、自分の御家庭に使う時間を少なくして指導している皆さんには本当に頭が下がる思いです。
だからこそ、この言葉を自分自身で使ってはいけないと思うのです。
「ボランティアだから・・」
私は少なくともこの考えはないんですね。
子供の立場からしてみれば、プロのコーチだろうと、ボランティアのコーチだろうと、『コーチ』であることに変わりはありません。
本来の目的はなんでしょう?
全ては子供のためのはずです。
指導者のために子供がいるのではなく、子供がいるから指導者をやらせてもらっていると僕は思っています。
ボランティアだから…
では、お金をもらったら一生懸命やるのでしょうか?
ボランティアでは子供に指導できないのでしょうか?
指導者の皆さんも普段からこんな思いで指導をしている方はいらっしゃらないと思うのです。
ただ何かの時に、売り言葉に買い言葉で思わず使ってしまうのではないでしょうか。
導者という立場はとても責任が重い。
だからこそ大変なこともたくさんあります。
「ボランティアでやってもらっていて・・」
と言うのは親御さんが言う言葉だと思うのです。
指導者が自ら言う言葉ではない。
仕事で疲れて・・
家庭サービスもしなくてはいけないのに・・
グラウンドへ向かうのはなぜでしょう。
子どもの笑顔や、先週より上手になった子どものプレーを見ることが指導者としての何よりの楽しみの一つですよね。
確かにお金をもらっているわけではありません。
ですが、子供たちから、お金に変えられないものをたくさんもらっています。
希望・笑顔・元気…
だからこそ、我々指導者も、子供たちに、希望・笑顔・元気をたくさんあげていきたいですね。
野球の指導者にライセンス制度はありません。
だからこそ、指導者はたった5分の事を説明するために何時間も勉強したりしなくてはいけないのです。
週末のために、仕事の合間を見て一人の子供のことを考える。
どうやったらあの子のスローイングは直るのだろう・・
どうやったらあの子の打ち方を直すことができるのだろう・・
指導者の皆さんは一生懸命考えておられるのだと思います。
その時に、きっと、そのお子さんの顔を想像しながら考えていますよね。
そして、その先はそのお子さんの笑顔があるはずです。
指導者をしていると本当に辛いことがたくさんあります。
「子供の笑顔のために」と思えることでがんばれるはずです。
子供に勇気や元気を与え、そして、子供から、我々も勇気や元気をもらえるから、がんばれるのだと思います。
そして、いつの日か成長した教え子の姿を高校野球で見ることを楽しみに…
指導者の皆さんがんばりましょう!
~年中夢球~