


少年野球 親監督の難しさはここにある

少年野球の名監督と迷監督の違い・・

子供に情熱と愛情を注いでいる指導者の方々がほとんどです。
ですが・・
中には子供に間違えた言動をしてしまっている方もいます。
監督・コーチは当然のことながら野球の指導をします。
自分が指導したことを子供が出来なかった時・・
ものすごい剣幕で怒る指導者の方がいらっしゃいます。
子供は・・
やろうとしているのに出来ないのかもしれません。
やろうとしないことは問題がありますが・・
やろうとしているのに出来ないことが子供にはたくさんあるのです。
もっと言えば・・
グローブの角度。
足のステップ。
ハンドリング。
そこまで本当に教えたでしょうか?
という場面を多く見かけます。
彼らはまだ小学生です。
自分の思う通りに動かないことのほうが多いはずです。
自分の思い通りにならないからと言って・・
高圧的な言葉で彼らに言っても野球は上手くなりません。
自分の指導力がないことを自分でもうすうすわかっている・・
でもそう思われたくない・・
そんな指導者の方もいらっしゃいます。
高学年になってくると子供たちもわかってきます。
だからこそ高圧的な態度をとる指導者の方がいらっしゃいます。
俺は監督をしてやっているんだ。
俺は土日をつぶしてやってんだ。
俺は家庭を犠牲にしているんだ。
こんな風に自分で思っている監督・コーチがいます。
周りの人はみんなわかっているんです。
せっかくの土日に野球の指導をしてくれていること・・
言わなくても周りの人はみんなわかっているんです。
ですからこういう言葉を口にするのはとてももったいない・・
そう思います。
こういう考えが根底にある方は何かあったときに
『こっちはボランティアでやってんだよ』
という一言を出してしまいます。
子供に勝たせたいと思うより・・
自分が勝ちたい。
そして周りからチヤホヤされたいと思っている指導者の方がいます。
『勝ち方』を優先するのではなく・・
『優勝という称号』を自分が欲しがっているケースです。
勝ち方など気にしないので・・
ピッチャーの球数も考えません。
子供に勝たせたいと思っているのではなく・・
自分が勝手『優勝監督という称号』を手にしたいだけなので・・
勝利『私情』主義に走っていきます。
指導者になった日・・
誰もが子供のためにがんばろうと思ったはずです。
その気持ちを忘れないように・・
私もいつも何かあると自問自答しています。
~年中夢球~