
2019年10月8日
応援・・
我が子をどう応援したらいいのか悩んでいるお母様も多いかと思います。
先日の講演会で皆さんの前で娘に話をさせたことがありました。
私の娘は2年前まで高校野球のマネージャーをしていました。
『マネージャーの時にどう選手を応援したか?』
と聞くと娘がこう言いました。
『一つ目は技術の事は絶対に言わないようにしていました。それは私の役目ではないからです。』
そして続けてこう言いました。
『私は【こっちが応援しています】みたいに故意的にやることが応援ではなく無意識にやってあげるのが応援かなと・・そう思います』
娘の話ながら妙に納得したんですよね・・
そして・・
母がお子さんを見守るのと同じ感覚なのかもしれません。
そう考えると私も野球をしている時に母の姿を思い出すのは・・
声を出して応援している姿ではなく・・
朝早くから起きてお弁当を作ってくれている姿や・・
夜遅くまで洗濯をしている姿です。
私が現役の頃・・
明け方にトイレに行くとお弁当を作ってくれている母の姿がありました。
私の姿を見ると
『もう少し寝れる時間あるでしょ。ゆっくり休んでおきなさい』
そう言ってくれた母になんだか申し訳ない気持ちでいっぱいになったことを覚えています。
そして・・それは今【感謝】という感情に変わっています。
中学や高校になると・・
我が子がBチームにいくこともあるでしょう。
そんな時に・・
『応援しなきゃ・・』
と応援することが義務になっていたり・・
応援することが苦しくなっている時は・・
お子さんに【応援】ではなく【期待】になってしまっているからではないでしょうか?
もちろんグラウンドで声援を送ることも応援ですが・
子供の眼や心に焼き付いている姿はお母様が子供の見えない所でお弁当や洗濯をしている姿なのかもしれません。
~年中夢球~