


少年野球 声が出ないチームにやって欲しいこと

高校野球 冬練の後には・・

指導者として子供に話してもわからない時に自分が実際にプレーをして「お手本」を示す時があります。
その指導者の「お手本」を見て、子供は納得することがあるでしょう。
そして、指導者を見て真似をするわけです。
そして、それはプレーに限ったことではありません。
指導者はプレーもプレー以外も子供に常に見られています。
プレー以外の部分でも『お手本』になるよう心がけていきたいですね。
いい選手のユニフォーム姿の着こなし姿は格好いいものです。
大人のユニフォーム姿も子供たちは見ています。
アップシューズのかかとを踏んでいませんか?
マジックテープをきちんと付けていますか?
ユニフォームの第一ボタンまできちんとしめていますか?
ストッキングをきちんと着用していますか?
大人の「身だしなみ」を子供は見ています。
時には交通渋滞や家庭の事情によって集合時間に遅刻してしまうこともあるでしょう。
ですが、毎回毎回というのは・・
いかがなものでしょうか。
「時間を守る」ということは「約束を守る」というマナーの初歩的なものです。
遅刻をしないということは、相手の時間を大事にするということです。
つまり相手の気持ちを大事にするということです。
毎回5分・10分遅刻する指導者がいたとします。
私が言いたいのは「5分ぐらいならいいだろう」と思うその気持ちです。
謝れば許してもらえるだろと思うその気持ちです。
5分間待っている子供の
「野球をしたいという時間」
「野球をしたいという気持ち」
を大切にしていないことは許されることはありません。
そして「約束」を守れないそのような指導者に子供は信用をしていないはずです。
試合前や練習の準備で子供達に
「おい!急げ!早くしろ!」
と言っても子供達には全く説得力のないものになってしまいます。
そして、親御さんは、子供をその時間に間に合わせるように前の晩からお弁当の用意をし、洗濯をし準備しているわけです。
5分、10分でも遅刻は遅刻なんです。
その5分がどれだけの人間に迷惑をかけているのかを考えなければなりません。
子供達は指導者をよく見ています。
指導者が子供に対して言った言葉を聞いて・・
これは言っていいんだなという線を作り上げていきます。
指導者がある選手に肉体的なことを発言したりすれば周りの子も言い始めます。
もちろん、それを言われて流せる子もいれば、そんなの気にしていないという子もいます。
言われた子が強くならなければならない部分もあるでしょう。
ですが・・
指導者が言ってしまっては周りの子も
『あのコーチが言っていたから』
と思い言いだす事も実際にはあります。
その時に
『そういう事を言ってはだめだ』
と言っても・・
本人が言ってしまっていたら、注意していても説得力がありません。
身だしなみも遅刻も人への声も野球以外に通じるものだからこそ
しっかりとした『お手本』になるよう心がけたいですね。
~年中夢球~