少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球 時の時間と心の時間の違いを理解する

時間は平等だと言われます。

当然のことながら1日24時間という時の時間は全ての人に平等に与えられています。

しかし、心の時間は自分自身が決めています。

心の時間とは

1時間ノックの練習をするとコーチに言われました。

A選手『1時間もノックすんのかよ・・だるいなあ』

B選手『よし!今日はステップを徹底的に意識して練習をするぞ』

と考える選手がいました。

A選手とB選手では1時間の心の意識が違います。

当然のことながらA選手は1時間が長く感じ・・

B選手は1時間が短く感じる事でしょう。

このA選手とB選手が一日この気持ちの差で練習をしていたら・・

一週間・・一ヵ月・・一年間・・

この二人の『心の時間』の差は技術の差として歴然と広がってしまうはずです。

我々大人でも嫌々する仕事と気持ちが充実している仕事では『心の時間』の長さが異なりますよね。

つまり、心の時間は本人の意識によって変わってきてしまいます。

自分の感情がその日その日の練習を支配します。

自分の感情が一日を支配します。

A選手は意識レベルの低い状態で野球をしていますから・・

野球がつまらなくなっていってしまうわけです。

A選手とB選手との大きな差は

『考えているか・いないか』です。

練習メニュー一つ一つに課題を見つけていこうとする選手と監督やコーチの練習メニューをただ『こなしている』選手の差は大きな差になってきます。

アップの時などはてきめんに出て来ますね。

小学生の場合はその課題を選手に指導者の方が伝えることも必要かもしれません。

意識レベルを下げるな

いつもブログで書かせていただいていますが考えるからこそ野球の奥深さを知り野球が楽しくなるのです。

心の時間は自分で考え行動することで短くなります。

短く感じられるのは野球をする時間が充実してるからです。

私はよく子供に

『意識レベルを下げるな』

と言っています。

それはイコール

『まずは自分で考えなさい』

ということです。

考えれば意識レベルは下がりませんから・・

そしてその『意識レベル』は『技術レベル』と強い繋がりを持っているのです。

~年中夢球~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。

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