皆さんが幼少の頃・・
夢中になった野球漫画と言えば何を思い出すでしょうか?
巨人の星。
ドカベン。
侍ジャイアンツ。
これらの漫画が頭に出てきた方は僕と同年代ですね(笑)
今の子供たちは・・
メジャー。
ダイヤのエース。
大きく振りかぶって。
こんな感じになるのでしょうか?
そして・・
昔も今も変わらず愛されている野球漫画があります。
『キャプテン』
私も大好きな漫画です。
今は
『プレーボール』
が続編として発売されていますね。
何故、この漫画が世代を越えて支持されているのでしょう。
魔球もなく・・
主人公がイケメンでもなく・・
普通の少年たちが必死に野球をしている姿が時代に関係なく支持されているのだと思います。
谷口キャプテン。
丸井キャプテン。
五十嵐キャプテン。
近藤キャプテン。
その個性の違うキャプテンがどうチームをまとめあげていくかも面白い所でしたね。
少年野球のキャプテンというのは皆さんのチームではどのように決められているでしょうか?
そして、どのような選手がキャプテンに選ばれるのでしょうか?
私は野球が上手どうこうではなく
『意識レベルが高い子』
これが主将の条件です。
いくら野球が上手でも、意識レベルが低い選手キャプテンにはしません。
少年野球のキャプテンになると
『キャプテン=偉い』
と勘違いをしてしまう子もいます。
強さが先行してしまうんですよね。
強さだけでチームを引っ張れる子もいます。
キャプテンの漫画で言うと五十嵐君のようなタイプ・・
ですが、なかなか現実的は五十嵐君のようにはいきません。
そうなるとチームで主将が『孤立』してくる場合が出てきます。
そうなると『強さ』だけでは駄目だと気付き始めてきます。
そこに『優しさ』がないと人は付いてこないと気付き始めてきます。
うちのチームのキャプテンの子も強さだけでは駄目だと気が付いたキャプテンがいました。
彼はお父さんが甲子園に出場した選手で意識レベルも高いキャプテンでした。
ただ・・
最初の頃は『強さ』が目立つ主将でした。
それがある日・・
全力疾走を怠った選手を私がグラウンドから出した時です。
その選手のそばに言ってこう話しかけました。
『何でグラウンド出されてるかわかるか?全力疾走はチームの約束だよね。しっかり守ろうぜ』
そう言っているのが聞こえました。
涙を流しているその選手に彼は続けてこう言いました。
『本間コーチだって話せば分かる人だよ』
おい・・その一言はいらないだろ・・
そう突っ込みそうになりましたが(笑)
彼は今・・
お父さんと同じ高校に進学し・・
最後の夏を迎えます。
そして・・
今、彼は高校でも『キャプテン』として・・
父が踏んだ甲子園を目指しています。
~年中夢球~
丸井君派です!
何故か我が家の実家のトイレにはキャプテンとプレイボールの全巻あり、アニメになった時はセリフが言えました(笑)
長男が野球始めた時に、一番最初にこれを読みなさい!と預けました
また見たくなった(^-^)