子供同士が上下関係を学ぶことは、これからのためにも必要です。
では…
親御さんの上下関係はどうでしょう?
・上級生の母が食べ終わるまで下級生の母はお弁当を食べてはいけない
・遠征の時に上級生の車を抜いてはいけない
色々「ルール化」されているものがあります。
こんなことをルールにする方がおかしい…
私もそう思います。
しかし…
こういうことが「ルール化」されているチームさんは過去に何かがあってルール化をしなければいけない状況があったのかもしれません。
私は多少の上下関係があってもいい…
そう思っています。
しかし、それは「ルール化」によって生まれた上下関係ではなく、自然に生まれた上下関係であることではないでしょうか?
下級生の母にも優しく接してくれる。
丁寧にチームの当番内容を教えてくれる。
一人でいると気を遣って話しかけてくれる。
こういうお母様は黙っていても下級生やその他のお母様から尊敬されますよね。
そして、下級生のお母様の接し方も当然のことながら「尊敬の念」が入ってくるわけです。
何も動かず口だけのお母さん。
下級生の母に当たりが強いお母さん。
命令口調で話すお母さん。
こういうお母様が下級生のお母様から尊敬されることはないでしょう。
尊敬されないから…
余計に下級生のお母様にイライラする。
このお母様が持っている武器は一つだけなのです。
「私は上級生の母親」
これだけなのです。
人間的に尊敬されることがないので
この武器を振り回すのです。
上級生の親が偉いわけではありません。
下級生のお母様は「奴隷」ではありません。
山本五十六の有名な言葉に
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず
という言葉があります。
この名言は
自らが率先すること・・
相手の話を聴くこと・・
褒めること・・
認めること・・
任せること・・
信頼すること・・
感謝すること・・
これらのことが、ギュッと凝縮されているように感じます。
自らが動かず指示だけ出すのがボスママ。
自らが動き困っている母に手を貸すのがリーダーママ。
上級生のは母親だから・・
夫人部長だから・・
役職や立場だけを武器に使う人には人が集まってきません。
~年中夢球~