「今まで書いた指導をまとめてください]というご意見をメッセでいくつかいただきました。
指導者の皆様はそれぞれの信念をお持ちだと思います。
私なんかが書くのは恐縮でありますが・・
備忘録として自分自身に 書き残しておきます。
あくまでも私の思う心得ですが参考になるところがあれば幸いです。
書きながら、自分もまだまだだなあと思う所もあり再確認出来ました。
1.挨拶は『大きな声でしなさい』という形より『どういう意味があって挨拶をするか』という心をまずは指導すべし。
2.『何度言ったら出来るんだ』と子供に言うのは、今の自分の指導では『何度言っても出来ないんだ』と自覚すべし。
3.大切なことは『言ったこと』ではなく『伝わったこと』だと考えるべし。
4.野球は楽しいものである。だが本当に『楽しい』ものは『楽』ではないし『楽』なものは『楽しくない』事を指導すべし。
5.指導者が『勝ちたい』とは思ってはいけない。『子供に勝たせてあげたい』と思うべし。
6.『腰を落とせー!』『バットが下から出てるぞー!』これだけで終わってしまっては『感想者』である。そこからどうやったらそれが直るかを言えて『指導者』であると考えるべし。
7.叱る時には子供のことを想って叱るべし。自分の感情が収まらないから言っているのは怒りや怒鳴りであり子供の心には恐怖しか残らないと考えるべし。
8.否定と強制の言葉ばかりを使わないように心掛ける。否定と強制の言葉ばかり使うと自ら子供が考えることをしなくなり、自主性が育たなくなることを考えるべし。
9.『こっちはボランティアなんだよ!』と何か事あるごとに言う指導者は、お金をもらって指導ができるチームに移籍すべし。
10.試合中に大きな声で子供にどなり声をあげている指導者は、自分の指導力のなさを周りに大きな声で言っているようなものだと思うべし。
11.『感謝しなさい』という前に野球を通して感謝の気持ちを感じられる心を持つように指導すべし。
12.『あいつはセンスがない』と言う前にその子の可能性を探すべし。
13.毎回『声を出せ』と言うより、どうやったら声が出るチームになるかに時間を費やすべし。
14.試合に出ているのはベンチの選手も同じと考えるべし。ベンチプレーヤーのファインプレーを見逃してはいけない。
15.親と接する時に話を誇張してはいけない。大切なことは、いい事も良くない事も本当のことを伝えることである。
16.小年野球の『指導者』は子供たちの野球の『始動者』であることを自覚して指導するべし。
17.全ては『子供のために』という軸を忘れてはいけない。
~年中夢球 2017年6月~
指導者というのは大切なお子さんの未来を預かっています。
その役割は大きく「覚悟」が必要だと私は思っています。
だからこそ、喜びも大きい。
9番目に「ボランティアだから」とお書きしました。
確かに我々はお金をもらってるわけではありません。
指導者の皆さんも忙しい仕事の中来てくださっていることでしょう。
ですが、子供たちの笑顔や成長・・
お金には変えられないかけがえのないものを我々は子供からもらっているのではないでしょうか?
全ては子供のために・・
全ては子供の真の笑顔のために・・
指導者の皆さん頑張りましょう!
いつも拝見させていただいております。
指導者である年中無球さんに、お聴きしたいのですか、練習中に子供が体調不良でグランドで動けなくなってしまったら、どの様な対応をされますか?
私も子供(ソフトボール)から成人(硬式)のチームまで教えた経験かある指導者です。スキー学校の校長もしていて、日赤の救急法も学ん持ってます。指導者なら必ず取得すべきです。