チームに在籍させていただいてから早いもので10年以上が経ちました。
私がチームにお世話になった時に感じたことは各クラスの壁というのでしょうか・・
学童野球では、低学年チームと高学年チーム。
リトルリーグでは、ジュニア・マイナー・メジャー。
シニアやボーイズでは、AチームBチーム。
こんな風に分かれていている感じでしょうか。
そして、それぞれのクラスで指導している監督・コーチの皆さんがいらっしゃいます。
いわゆる縦に分かれているわけですよね。
高学年のコーチが低学年の指導方針に蔭口を言い、
低学年のコーチが高学年の指導方針に蔭口を言う。
こういうお話をよく聞きます。
もっとひどいのは、高学年の中のコーチ同士が蔭口を言ったりしているケースもあります。
そして、高学年を受け持つコーチも低学年を受け持つコーチも同じなんです。
高学年を受け持つコーチが立場が上なんてことはありません。
意見があるのなら、まずは、直接話すことを考えなければなりません。
蔭口は何の解決にもなりません。
同じチームの「指導者同士」は子供を同じ方向に導く「指導者同志」でなければいけません。
話を聞いてくれない・・そんなこともあるかもしれません。
それは、聴く側の方に問題があるのかもしれません。
チームに長く在籍している者は『意見を聴く』環境を作っているでしょうか?
私もそうですが・・・
長く在籍しているからこそ見えなくなっている物があるんだと思うんですね。
指導メニューやチーム行事・・
新しく指導者になってくれた人だからこそ見えるものがあると思っています。
それを意見を言おうとすると・・
「新参者くせに!」
「このやり方で何年もやってきたんだ!」
こんな状態では意見を言える環境にありません。
最初から聴こうと思ってないんですよね・・こういう方々。
自分が全て正しいと思っている人ほどこういう言葉を発することが多いような気がします。
大切なことは「子供のため」という軸です。
新しく入った指導者の方の意見が「子供のため」になるいい意見を出してくれるかもしれません。
その意見を聞いて取り入れるかいれないかを決めればいいと思うんです‥
最後まで話を聞かないで否定していてはいけません。
伝統+新しいもの
いい伝統を残しつつ新しいものを取り入れていくことが大切ですよね。
「誰が言ったか」が時には大切なこともありますが「何を言ったか」が大切なのではないでしょうか。
コーチ同志の話し合いは「全て子供のため」に行われるはずです。
長年やってきた「行事」
長年やってきた「練習メニュー」
もちろん大切なものもあれば
ひょっとすると必要ないものがあるかもしれません。
今以上のもの意見があるかもしれません。
誰も私の意見に意見を言わなくなり・・
私の意見が100%通ったらもうおしまいだと思ってるんですね。
私が指導者になり立ての頃、当時の監督は私の意見を聴いてくれました。
もちろん、意見が通らないこともありましたが、まずは「聴く」環境を作ってくれた監督でした。(今も監督ですが(^_^;)
監督は私より10歳年上です。
当時、30歳すぎの若い私の話を聴いてくれた監督の影響が今の僕の考えを作り上げているのだと思います。
そして、その我々に賛同して一緒に「同志」になってくれた仲間達。
バントで右手の持ち方ひとつで何時間も話し合って夜が開けたことが昨日のようです。
「指導者同士」は意見を言い合えて「指導者同志」になるのだと思います。
~年中夢球~
いつも拝見させていただいております。
息子(小4)が入っているチームの代表・監督・コーチ・保護者で派閥のようなものがあり
食事・飲み会などをしていると、お互いにその場に居ない指導者・保護者の悪口が酒の肴になっている状態です。
それが理由で、唯一の野球経験者であり”野球”を教えられる監督が退団してしまう予定です。
来季以降の指導者ひいてはチーム状態では”野球”を学べないと思いチームの変更を考えていますが、息子自身は親しんだチームメイトもいます。
息子にとって
現チームに残ることが正解かもしれないし不正解かもしれない。
チームを変えることが正解かもしれないし不正解かもしれない。
非常に悩んでおります。
管理人様、ブログ読者の方々の意見をお聞かせいただけたら幸いです。
こんばんは。
難しい問題ですね。
退団、移籍は労力が必要です。
何が正解かは決断されたところでがんばることが正解になるのかもしれません。
子供さんのことを第一に考え決断されてください。
どの決断をしても辛い決断になるはずです。
だからこそ決断した後にがんばってほしいです。
ご返信ありがとうございます。
「移籍を繰り返す人の3つの特徴」も読ませて頂きました。
“親と子供の野球の熱に差がある”に自分は当てはまっているのかなと気付かされました。
どっちの決断をしても険しい道であるならば、息子本人の判断を待とうと思いました。
有難うございました。
今後も楽しみに読ませて頂きます。