年中夢球公式サイト。少年野球から高校野球の野球少年と指導者のためのブログです。 https://nenjyu-mukyu.com 少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ Mon, 22 Jan 2024 08:09:54 +0000 ja hourly 1 https://i0.wp.com/nenjyu-mukyu.com/wp-content/uploads/2017/01/cropped-gatag-00006678.png?fit=32%2C32&ssl=1 年中夢球公式サイト。少年野球から高校野球の野球少年と指導者のためのブログです。 https://nenjyu-mukyu.com 32 32 123581282 第1回年中夢球杯〜全国学童軟式野球大会〜 https://nenjyu-mukyu.com/2024/01/22/%e7%ac%ac1%e5%9b%9e%e5%b9%b4%e4%b8%ad%e5%a4%a2%e7%90%83%e6%9d%af%e3%80%9c%e5%85%a8%e5%9b%bd%e5%ad%a6%e7%ab%a5%e8%bb%9f%e5%bc%8f%e9%87%8e%e7%90%83%e5%a4%a7%e4%bc%9a%e3%80%9c/ Mon, 22 Jan 2024 07:47:22 +0000 https://nenjyu-mukyu.com/?p=14062   第1回年中夢球杯〜全国軟式野球大会〜 この度第1回年中夢球杯が開催される事になりました。 47都道府県を勝ち抜いてきたみなさんとお会いすることを楽しみにしています。   お申込み・詳細はこちらから↓ https://...

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第1回年中夢球杯〜全国軟式野球大会〜

この度第1回年中夢球杯が開催される事になりました。

47都道府県を勝ち抜いてきたみなさんとお会いすることを楽しみにしています。

 

お申込み・詳細はこちらから↓

https://alljapanbaseball.net/honma1/

 

https://alljapanbaseball.net/honma1/

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少年野球 声が出ないチームにやって欲しいこと https://nenjyu-mukyu.com/2023/02/08/%e5%b0%91%e5%b9%b4%e9%87%8e%e7%90%83%e3%80%80%e5%a3%b0%e3%81%8c%e5%87%ba%e3%81%aa%e3%81%84%e3%83%81%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%81%ab%e3%82%84%e3%81%a3%e3%81%a6%e6%ac%b2%e3%81%97%e3%81%84%e3%81%93%e3%81%a8/ Wed, 08 Feb 2023 05:02:31 +0000 https://nenjyu-mukyu.com/?p=14013 今日は、自分や仲間を盛り上げるための声の話ではなく、確認の声についてお話したいと思います。 野球というスポーツは声を伝達しあうスポーツです。 その時その時に、局面は変わり、その都度、確認の声を伝達しあわなければ、ミスが出...

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今日は、自分や仲間を盛り上げるための声の話ではなく、確認の声についてお話したいと思います。

野球というスポーツは声を伝達しあうスポーツです。

その時その時に、局面は変わり、その都度、確認の声を伝達しあわなければ、ミスが出てきます。

自分のすべき事、仲間がすべき事を確認してプレーに備えます。

言った・伝えたではなく・・

ゲームノックに、確認の声を怠ったばかりに、ミスが出ました。

言葉にした方に尋ねました。

私「お前は、きちんと確認の声を言ったの?」
選手A「はい!ちゃんと言いました」

私「お前は、きちんと確認の声を聞いたの?」
選手B「いえ!聞こえませんでした」

「そっか・・Aは言ったけどBは聞いていなかったということなのか?」と言うと二人は無言に・・

見ている限りではAも確認の声を出していました。
Bの方がプレーにいっぱいいっぱいになり、聞こえなかったという感じでした。

全員を集めて話をしました。

「口にする方は、言うことが目的じゃない。伝えることが目的でもない。伝わることが目的なんだ」

「耳で聞く方は、聞くことが目的じゃない。受け取ることが目的なんだ」

「お前たちは言葉を使えるのにそれを使わなすぎるぞ。もったいない」

そして今からノーボイスで練習をしなさいと伝えました。

一切の声を出すのは禁止。

仲間で伝達出来るツールはボディアクションのみです。

必死でボディアクションのみで仲間に伝達しようとしますが、中々、うまくいきません。

でも・・必死に伝えようと・・必死に受け取ろうとする姿が子供からわかります。

一番伝達する便利なツールは『言葉』。

その一番大事な『言葉』がないといかに不便か、いかに、ミスが出るかを、子供たちにわかってほしいために

私は『ノーボイス』で練習をやらせる時があります。

『声を出せないとどうだ?』と聞くと、『すごいストレスです。』と答える選手達。

ちょっとは声の大切さがわかってくれたかな・・

そしてこの練習は声の大切さともう一つ大切なことを学べます。

『ボディアクションも大観衆で声が届かない時には大事な伝達のツール。だから、ボディアクションと言葉の二つで伝達しあうようにな!』

彼らにそう話しています。

我々大人も・・

毎週毎週、声を出せと言っても子供は言葉の大切さがわからないかもしれません。

そんな時は言葉の大切さを教えてあげてください。

そして我々大人も・・

子供に対して「言っているだけ」のときがあるかもしれません。

「伝える」だけで終わっている時があるかもしれません。

「伝える」と「伝わる」・・

「伝える」の主語は「私」、「伝わる」の主語は「子供」です。

一文字しか違わないこの言葉。

大人が子供に対して話すときに大切にしたいことです。~年中夢球~

~年中夢球~

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高校野球 冬練の後には・・ https://nenjyu-mukyu.com/2023/01/06/%e9%ab%98%e6%a0%a1%e9%87%8e%e7%90%83%e3%80%80%e5%86%ac%e7%b7%b4%e3%81%ae%e5%be%8c%e3%81%ab%e3%81%af%e3%83%bb%e3%83%bb/ Fri, 06 Jan 2023 08:39:23 +0000 https://nenjyu-mukyu.com/?p=14009 『何も咲かない寒い日は下へ下へと根をのばせ。やがて大きな花が咲く』 マラソンの高橋尚子選手の座右の銘です。 厳しい冬練は試合もなく、ある意味単調なトレーニングの毎日です。 そして、成果が目に見えないものが多いものです。 ...

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『何も咲かない寒い日は下へ下へと根をのばせ。やがて大きな花が咲く』

マラソンの高橋尚子選手の座右の銘です。

厳しい冬練は試合もなく、ある意味単調なトレーニングの毎日です。

そして、成果が目に見えないものが多いものです。

厳しい冬練をがんばっている野球少年へ ・・

特に最後の夏をあと半年後に迎える高校2年生へ・・

~冬練の詩(うた)~

冬のない春はないし夏もありません。

夏に大輪の花を咲かせたければ・・

今はただただ根を下に下に・・

そして、太く太く・・

こんな練習をしていて意味があるのだろうか。

もう走れない・・

もう体が動かない・・

もうがんばれない・・

辛くてたまらない。

そんな事も思うかもしれません。

そんな時・・

君の眼には見えないかもしれないけど

根っこは成長しています。

夏に咲く花は・・

半年後・・

高校2年生は高校野球最後の夏を迎えます。

君達は一人一人自分だけの花を咲かせます。

それは、グラウンドなのかベンチなのかスタンドなのかはわかりません。

『置かれた場所』で咲くのです。

でも、今はまだ

『置かれた場所』ではなく

『グラウンドの中の場所』

を目指してがんばるのです。

そこをがんばるからこそ・・

そこを目指すからこそ・・

『置かれた場所』で咲けるのです。

その時に冬の根の強さを想い出すでしょう。

君達が今、下に太くしている根っこは

地中で他の仲間の根と絡み合い強い強い【絆】となっています。

辛くて倒れそうだと思っても、周りの根が君を倒さないようにとしてくれています。

辛いのは一人じゃありません。

辛くなったら上を見るのでもなく・・

下を見るのでもなく・・

横を見てください。

そこには『仲間』がいます。

そういう『共有』した気持ちが仲間を想う『共優』に変わります

そういう『共有』した気持ちが最後の夏の大会で仲間が勇気をくれる『共勇』に変わります。

冬に厳しい練習を共にしたからこそ、仲間との最後の夏があります。

今はその時まで根を深く深く・・

そして、太く太く・・

夏は思っている以上に早くやってきます

私も自分の子供が高校野球を終えたころを考えると・・

この『冬』というこの季節が一番穏やかな気持ちでいられたような気がします。

春になると嫌でも

『高校野球最後の終わりの日』

が頭をよぎります。

春の大会・・

夏の抽選会・・

いつもは早く始まってほしいと心待ちにしていた高校野球が・・

今年だけは時間が止まってほしいとさえ感じていました。

『高校球児』でいられる時間はあっという間です。

『高校球児の親』でいられるのもあっという間です。

夏は・・

思った以上に早くやってきます。

~年中夢球~

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少年野球 こっちはボランティアなんだよ https://nenjyu-mukyu.com/2022/10/05/%e5%b0%91%e5%b9%b4%e9%87%8e%e7%90%83%e3%80%80%e3%81%93%e3%81%a3%e3%81%a1%e3%81%af%e3%83%9c%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%86%e3%82%a3%e3%82%a2%e3%81%aa%e3%82%93%e3%81%a0%e3%82%88/ Wed, 05 Oct 2022 10:45:26 +0000 https://nenjyu-mukyu.com/?p=13995 『こっちはボランティアでやってんだよ』何かトラブルがあった時にこの言葉を使う指導者の方を時々お見かけします。 ボランティアだから・・ 『こっちは、ボランティアでやってるんだ』 『お金をもらっているわけじゃないんだ』 『野...

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『こっちはボランティアでやってんだよ』
何かトラブルがあった時にこの言葉を使う指導者の方を時々お見かけします。

ボランティアだから・・

『こっちは、ボランティアでやってるんだ』

『お金をもらっているわけじゃないんだ』

『野球を教えてやってるんだ』

確かに色んな親御さんがいらっしゃってこう言いたくなる気持ちがわからなくもありません。

チームにトラブルが起こり、こう言いたくなることもあるでしょう。

仕事を無理したり、自分の御家庭に使う時間を少なくして指導している皆さんには本当に頭が下がる思いです。

だからこそ、この言葉を自分自身で使ってはいけないと思うのです。

子供から見れば皆「コーチ」です

「ボランティアだから・・」

私は少なくともこの考えはないんですね。

子供の立場からしてみれば、プロのコーチだろうと、ボランティアのコーチだろうと、『コーチ』であることに変わりはありません。

本来の目的はなんでしょう?

全ては子供のためのはずです。
指導者のために子供がいるのではなく、子供がいるから指導者をやらせてもらっていると僕は思っています。

ボランティアだから…

では、お金をもらったら一生懸命やるのでしょうか?

ボランティアでは子供に指導できないのでしょうか?

指導者の皆さんも普段からこんな思いで指導をしている方はいらっしゃらないと思うのです。

ただ何かの時に、売り言葉に買い言葉で思わず使ってしまうのではないでしょうか。

導者という立場はとても責任が重い。

だからこそ大変なこともたくさんあります。

「ボランティアでやってもらっていて・・」

と言うのは親御さんが言う言葉だと思うのです。

指導者が自ら言う言葉ではない。

仕事で疲れて・・

家庭サービスもしなくてはいけないのに・・

グラウンドへ向かうのはなぜでしょう。

子どもの笑顔や、先週より上手になった子どものプレーを見ることが指導者としての何よりの楽しみの一つですよね。

確かにお金をもらっているわけではありません。

ですが、子供たちから、お金に変えられないものをたくさんもらっています。

希望・笑顔・元気…

だからこそ、我々指導者も、子供たちに、希望・笑顔・元気をたくさんあげていきたいですね。

子供の笑顔と未来のために

野球の指導者にライセンス制度はありません。

だからこそ、指導者はたった5分の事を説明するために何時間も勉強したりしなくてはいけないのです。

週末のために、仕事の合間を見て一人の子供のことを考える。

どうやったらあの子のスローイングは直るのだろう・・

どうやったらあの子の打ち方を直すことができるのだろう・・

指導者の皆さんは一生懸命考えておられるのだと思います。

その時に、きっと、そのお子さんの顔を想像しながら考えていますよね。

そして、その先はそのお子さんの笑顔があるはずです。

指導者をしていると本当に辛いことがたくさんあります。

「子供の笑顔のために」と思えることでがんばれるはずです。

子供に勇気や元気を与え、そして、子供から、我々も勇気や元気をもらえるから、がんばれるのだと思います。

そして、いつの日か成長した教え子の姿を高校野球で見ることを楽しみに…

指導者の皆さんがんばりましょう!

~年中夢球~

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少年野球 部員減少の時にやらねばならぬこと https://nenjyu-mukyu.com/2022/09/26/%e5%b0%91%e5%b9%b4%e9%87%8e%e7%90%83%e3%80%80%e9%83%a8%e5%93%a1%e6%b8%9b%e5%b0%91%e3%81%ae%e6%99%82%e3%81%ab%e3%82%84%e3%82%89%e3%81%ad%e3%81%b0%e3%81%aa%e3%82%89%e3%81%ac%e3%81%93%e3%81%a8/ Mon, 26 Sep 2022 10:01:40 +0000 https://nenjyu-mukyu.com/?p=13988 「部員数が減少しています。部員数を増やすいい方法を教えてください」 少年野球やクラブチームの関係者の方から、よくこのご相談を受けます。 体験教室の前に… 何をしていらっしゃいますか?と尋ねると大概の方が、 『体験教室を行...

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「部員数が減少しています。部員数を増やすいい方法を教えてください」

少年野球やクラブチームの関係者の方から、よくこのご相談を受けます。

体験教室の前に…

何をしていらっしゃいますか?と尋ねると大概の方が、

『体験教室を行ってます!』

『ポスター貼りをしています!』

というお答えが多く返ってきます。

体験教室やポスター貼りなどもきっかけのひとつではあるでしょう。

ですが…一番大切なことはチームの「中身」です。

体験教室やポスターでチームの存在を知った後に…

その親御さんたちが移す行動はチームの親御さんに「どういうチームか?」を聞いてくることでしょう。

もしくは、体験教室の告知をされてもチームの「評判」が良くなければ体験教室にも来ていただけないでしょう。

人数が集まらない原因…ありませんか?

人数がいないというのは環境的なこともあるでしょうが、残念ながら人数が集まらない「原因」があるはずです。

ですから、一番やらなければいけないことは・

その原因を 腹を割って一度チーム内で話し合うことです。

今はどのチームさんも体験教室というものを実施されており、体験教室をしたから人数が増えるというのは難しいことでしょう。

仮に体験教室を実施されて人数が増えているとしたら、それは「中身」が良く体験授業が一つのきっかけとなったに過ぎません。

ではどのような人数が集まらないが原因があるのでしょうか

① 指導者の教え方に魅力を感じない。

② 親の当番について。

③ 親の上下関係など親の同士の関係が悪い

④チームが弱い

⑤チームが勝利至上主義

など・・

自分の意と反して噂になっていることがあるかもしれません。

そして、大切なことは「あなたのチームはどんなチームですか?」と聞かれた時に明確に答えられるでしょうか。

いい悪いは別に「チームが強い」というだけに魅力を感じる親子もいれば「弱くても楽しくやってもらえばいい」ということに魅力を感じる親子さんもいらっしゃるでしょう。

他にも…

「練習はものすごく厳しいが必ず上に行ってから通用する選手を作るチームです」

「決して強くはありませんが、ともかく楽しく野球をやらせています」などなど。

これが「中身」となり『チーム方針』となります。

そして、そのチーム方針は「指導者の中身」です。

指導者がどういう野球をしたいのかが「チーム方針」なのです。

大切なのは中身です

体験教室やポスター貼りの前に一度「中身」をしっかり話し合わなければ、体験教室やポスター貼りなどの「外見」をしていても効果は上がりません。

人間の魅力と同じですね。

いくら綺麗な洋服を着て外見をきれいに見せても、最後は、結局、中身です。

体験教室やポスターを貼る前に、一度、腹を割ってチームの方針や、当番の見直しを話し合ってみることが一番大切です。

腹を割って話すことは容易ではないかもしれません。

ですが、これからのチームのことを考えたときに、今、それをしなければチームがなくなってしまうかもしれません。

立ち上がるのは今かもしれません。

~年中夢球~

 

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少年野球 その言葉は心を通って来ていますか? https://nenjyu-mukyu.com/2022/09/21/%e5%b0%91%e5%b9%b4%e9%87%8e%e7%90%83%e3%80%80%e3%81%9d%e3%81%ae%e8%a8%80%e8%91%89%e3%81%af%e5%bf%83%e3%82%92%e9%80%9a%e3%81%a3%e3%81%a6%e6%9d%a5%e3%81%a6%e3%81%84%e3%81%be%e3%81%99%e3%81%8b%ef%bc%9f/ Wed, 21 Sep 2022 07:47:44 +0000 https://nenjyu-mukyu.com/?p=13980 【言葉は心の使い】 ということわざがあります。 心に思っていることは自然とあらわれるということ。 心を通って来た言葉 本来、言葉というのは心に思っていることを表わすもので・・ 思ってないことは言葉に出てこないものです。 ...

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【言葉は心の使い】

ということわざがあります。

心に思っていることは自然とあらわれるということ。

心を通って来た言葉

本来、言葉というのは心に思っていることを表わすもので・・

思ってないことは言葉に出てこないものです。

子供を励ます声もあれば・・

子供を叱る声もあります。

子供を勇気づける時もあれば・

子供を正すこともあります。

大切なことは・・

その言葉は心を通って外に出てきたものですか?

ということです。

心を通ってきた言葉は・・

子供に伝えようとする言葉です。

心を通って来ていない言葉は・・

自分の感情だけで口から出ただけの言葉です。

心から喉を通ってきた言葉は潤いを持ちますが・・

口だけの言葉は乾いた言葉として外に出ていきます。

繕い人

しかし・・

言葉というのは、便利に出来ています。

中には自分の都合のいいように言葉を使う人もいます。

嘘をついてしまった自分をごまかすために・・・

自分を大きく見せるために・・・

自分を良く見せるために・・・

ついてしまう言葉もあります。

言葉に嘘や偽りがあると・・

その時だけは繕(つくろ)うことは出来るかもしれませんが・・

やがて糸が解れてしまいます。

繕い人になってはいけません。

心を通って来た言葉は行動に変わる

心を通って外に出て来た言葉は・・

行動に変わります。

心を通って来ていない言葉は・・

その場だけで終わってしまいます。

叱ったとしても・・

この子のために自分が何が出来るのかを考え・・

行動に変わるのです。

子供だけではなく・・

人間関係でも・・

一番信頼される人は

自分のために行動してくれる人のような気がします。

子供は敏感です。

親御さんや指導者の方が心を通って来た言葉かどうかをきちんとわかっています。

~年中夢球~

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少年野球 子供に響く厳しい言葉と響かない言葉 https://nenjyu-mukyu.com/2022/09/21/%e5%b0%91%e5%b9%b4%e9%87%8e%e7%90%83%e3%80%80%e5%ad%90%e4%be%9b%e3%81%ab%e9%9f%bf%e3%81%8f%e5%8e%b3%e3%81%97%e3%81%84%e8%a8%80%e8%91%89%e3%81%a8%e9%9f%bf%e3%81%8b%e3%81%aa%e3%81%84%e8%a8%80%e8%91%89/ Wed, 21 Sep 2022 05:16:15 +0000 https://nenjyu-mukyu.com/?p=13978 「厳しい練習」 「厳しい言葉」 野球を指導している上で厳しさは必要です。 楽しいものは楽ではない 何でもかんでも「楽しい」ではなく「厳しい練習」から生まれてくる試合でのワクワクするような楽しさが本当の野球の楽しさだと思っ...

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「厳しい練習」

「厳しい言葉」

野球を指導している上で厳しさは必要です。

楽しいものは楽ではない

何でもかんでも「楽しい」ではなく「厳しい練習」から生まれてくる試合でのワクワクするような楽しさが本当の野球の楽しさだと思っています。

何でもかんでも楽しいのであれば公園で遊ぶ野球と変わりがないことになってしまいます。

公園で遊ぶだけなら指導者の方から厳しい言葉をかけられることもなければ

厳しい練習もありませんから。

厳しい練習をする先に待っているもの・・

それが本当の「野球の楽しさ」です。

楽なものは楽しくないし本当に楽しいものに楽なものはない。

上に行けば行くほど厳しいことは多くなっていきます。

ですが、試合で打ったヒットの感触・試合で勝った喜び・・

そういう一瞬の喜びが忘れられずにまた厳しい練習に野球少年は涙し汗を流します。

怒りに任せているの「厳しさ」ではない

その子供にそういう喜びを味わせたい・・

そうい想いから時には厳しさが必要になってくるときがあります。

指導者として・・

「厳しい練習」をする時があります。

親として・・

厳しい言葉』子供にかける時があります。

その子供たちに「厳しさ」を我々は指導者として・・

親としてどのように子どもに伝えるべきなのでしょうか?

エラーをした子がいる。

許せない自分がいる。

自分の自己満足で怒りで打っている100本ノックを打っても子どもには伝わらないのです。

子供のためを思って打つ100本と怒りに任せている100本を子供は心でわかっています。

大事なところで三振した我が子がいる。

親として自分が言わないから気がすまないからと

「なんであの時打てなかったの!」

と怒りに任せている親の声は子供には響かないのです。

厳しさの中にあるもの

指導者が行い「厳しい練習」も

親として言う「厳しい言葉」も

「敢えて」なのです。

『厳しい』という漢字の中には『敢えて』という漢字がきちんと入っています。

皆さんも『敢えて厳しい事を言うけど…』って言いませんか?

この『敢えて』は、誰のためか…

もちろん、子供の事を想っての『敢えて』でなければいけないのです。

この『敢えて』がないと、自分だけの感情だけで怒り、怒ることで自分の欲求が満たされるだけです。

「俺の練習は厳しいぞ」

「ウチの子育ては厳しいです」

その厳しさの中に「敢えて」は入っているでしょうか?

子供のことを想わず、ただ自分の欲求を満たすためだけの練習や言葉であればそれは「厳しさ」ではなくただの「自己満足」です。

そして、漢字のように、『厳しさの中に敢えて』という愛情があれば、それは、優しさになるのではないでしょうか?

一見真逆そうな『厳しさ』と『優しさ』は敢えての気持ちが入る事によって似ている意味になる気がします。

~年中夢球~

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高校野球 秋大でメンバー外になった2年生 https://nenjyu-mukyu.com/2022/09/17/%e9%ab%98%e6%a0%a1%e9%87%8e%e7%90%83%e3%80%80%e7%a7%8b%e5%a4%a7%e3%81%a7%e3%83%a1%e3%83%b3%e3%83%90%e3%83%bc%e5%a4%96%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%81%a3%e3%81%9f%ef%bc%92%e5%b9%b4%e7%94%9f/ Sat, 17 Sep 2022 06:43:55 +0000 https://nenjyu-mukyu.com/?p=13975   最後の秋大 高校2年生にとっては・・ 始まりと同時に高校野球の終わりのカウントダウンがこの秋の大会から始まっていきます。 先日高校2年生の選手からメッセージが来ました。 『本間さん・・2年生で自分だけが秋のメンバーに...

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最後の秋大

高校2年生にとっては・・

始まりと同時に高校野球の終わりのカウントダウンがこの秋の大会から始まっていきます。

先日高校2年生の選手からメッセージが来ました。

『本間さん・・2年生で自分だけが秋のメンバーに入れませんでした。もうどうしていいのかわかりません」

襲ってくる不安と焦り。

そして、それを見守る親の想い。

この選手と親御さんの気持ちを考えると・・

胸が張り裂けそうになります。

秋・・

高校球児にとっては最初の季節です。

冬が来て・・

春が来て・・

そして夏がやってくる。

まだ諦める時期じゃない。

最後の最後までメンバーに入る気持ちでいるからこそ・・

最後の最後までスタメンに拘るからこそ・・

高校3年の最後の夏に見える景色があるはずです。

だからこそ・・

最後に「置かれた場所」がどこであろうと輝けるはずです。

まだ終わりじゃない

高校2年の秋にメンバーに入っていない状況は確かに厳しい状況かもしれません。

でも・・

ここからです。

秋が終わると・・

長い長い冬がやってきます。

冬は根を下に下に・・

そして太く太く・・

その根が春に蕾となり・・

夏に大輪の花を咲かせてくれるはずです。

秋・・

メンバーには入れなかった選手にとっては勝負の冬です。

夏に輝くために…

高校2年生の選手・親御さん・・

どうぞ「今」を大切にしてください。

1年後・・

皆様が輝いていますように・・

最後の夏は思っていた以上に早くやってきます。

~年中夢球~

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少年野球 指導者ではなく仲間が一人の選手を変えた話 https://nenjyu-mukyu.com/2022/09/16/%e5%b0%91%e5%b9%b4%e9%87%8e%e7%90%83%e3%80%80%e6%8c%87%e5%b0%8e%e8%80%85%e3%81%a7%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%8f%e4%bb%b2%e9%96%93%e3%81%8c%e4%b8%80%e4%ba%ba%e3%81%ae%e9%81%b8%e6%89%8b%e3%82%92%e5%a4%89/ Fri, 16 Sep 2022 06:34:41 +0000 https://nenjyu-mukyu.com/?p=13971 外野フライ… ダイビングするかどうか… 外野手の一つの見せ場でもあります。 ダイビングキャッチ ダイビングキャッチにも段階があります。 イニングや打順… アウトカウントや点差… ダイビングキャッチを無理にしなくてもいい場...

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外野フライ…

ダイビングするかどうか…

外野手の一つの見せ場でもあります。

ダイビングキャッチ

ダイビングキャッチにも段階があります。

イニングや打順…

アウトカウントや点差…

ダイビングキャッチを無理にしなくてもいい場面があります。

ですが…

最初の段階では

【ノーバンで捕る】

ことに僕は選手にうるさいぐらいに言います。

『外野手はワンバンで取ってもアウトにならないよ』

最初の段階ではノーバンで捕るチャンスがある打球はともかくノーバンで捕るようにします。

一つのアウトを必死に捕る気持ちを子供達に植えつけさせたいからです。

ダイビングキャッチをする上でウチのチームで大切にしていることがあります。

それはバックアップです。

ダイビングキャッチで仮にボールを捕れなくても

バックアップに入ってきている選手がいることで最小限のミスで防ぐことが出来ます。

チャレンジしない選手がいました

数年前にウチにいた選手の話です。

少し内気の性格の彼は今話した

『何が何でもノーバンで捕る』

という意識がなかなか持てない選手でした。

皆さんのチームにもいませんか?

ノーバンで捕れる可能性があるのにチャレンジしない子。

この選手も正にそうでした。

『まずはノーバンで捕ろうっていう気持ちが大切だ』

『アウトがとれる可能性はチャレンジしよう』

色々な言葉を投げかけましたが…

ダメでした。

コーチが見本見せてくれてダイビングキャッチをしてくれましたが…

これもダメでした。

だから…

彼のユニフォームはいつもきれいでした。

俺がいるからいけ!

ある時ノックで…

ライトの彼にノックを打っていました。

フライで捕れそうな打球がいくつかいきましたが彼はチャレンジしようとしませんでした。

ノックの度に…

センターの選手がカバーにきます。

センターの選手が私に

『本間コーチ!ちょっとタイム!』

と大きな声でいいました。

当時のキャプテンです。

ライトの選手と数分話した後…

自分のポジションに戻っていきました。

その後のノックで…

フワッと上がったフライがライトへ。

いつもチャレンジしないボールです。

センターの選手はいつも通りカバーのために猛然とライトの後ろへダッシュしていきます。

そして、ライトの選手に

『いけー!』

とグラウンド全体に届きわたる大きな声でセンターの選手は走ってきました。

その声で…

ライトの彼は始めてダイビングキャッチをしました。

カバーに走ってきたセンターの選手とグラブタッチをして嬉しそうなライトの選手。

ユニフォームも初めて汚れていました。

ノックが終わった後…

センターのキャプテンの選手に

『ライトの選手にあの時、何を話したんだ?』

と聞くと

『俺は毎回お前のカバーに走ってきてんだぞ。俺がいけ!って行ったら勝負しろよ。必ず後ろにいるから』

そう笑って答えてくれました。

このセンターのキャプテンはライトの選手のミスをカバーするのではなく…

ライトの選手に最高のプレーをさせるために毎回走っていたんですね。

このファインプレーは

ダイビングキャッチしたライトの選手だけでなく…

仲間に最高のプレーをさせようとしたセンターの選手の二人のファインプレーだったと思います。

指導者ではなく…

仲間が仲間を変えてくれることがあります。

~年中夢球~

 

 

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少年野球 野球を辞めたいと言ってきた2つのパターン https://nenjyu-mukyu.com/2022/09/16/%e5%b0%91%e5%b9%b4%e9%87%8e%e7%90%83%e3%80%80%e9%87%8e%e7%90%83%e3%82%92%e8%be%9e%e3%82%81%e3%81%9f%e3%81%84%e3%81%a8%e8%a8%80%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%8d%e3%81%9f%ef%bc%92%e3%81%a4%e3%81%ae%e3%83%91/ Fri, 16 Sep 2022 06:23:47 +0000 https://nenjyu-mukyu.com/?p=13969 『野球を辞めたい』多くの親御さんがお子さんからこの言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか? まだ言われたことがない親御さんも、いつこの言葉を聞くことになるかわかりません。 私の長男も中学のシニアに入団して『野球を辞め...

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『野球を辞めたい』多くの親御さんがお子さんからこの言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?

まだ言われたことがない親御さんも、いつこの言葉を聞くことになるかわかりません。

私の長男も中学のシニアに入団して『野球を辞めたい』と私に言ってきたことがあります。

理由を聞くとチームメイトとうまくいっていない、野球が面白くない・・と。

私が、まず最初に彼に確かめたのは

『野球以外に何かやりたいものが見つかったのか?』ということでした。

野球が出来る体を持っていることは当たり前ではない

そうでないことを確かめた上で彼に話したことは二つ。

『お前は野球が出来る体を持っている。まずはそれが当たり前じゃないということ。世の中には野球がしたくても、甲子園を目指したくても体が不自由だったり、怪我で野球を断念せざる選択しか出来なかった人もいる。野球が出来る健康な体を持っていることは当たり前ではないということ。』

『二つめは、お前が野球を辞めるのならば、リトルの監督に野球を辞めることを伝えに行かなければならない。お前が野球を辞めるということはお前の野球に携わった人に報告しなければいけない。』

じっと話を聞いていた彼は、その後も野球を続けました。

私の教え子にJという選手がいました。

彼は1年間グラウンドに来ることが出来ませんでした。

グラウンド前までは来ても、グラウンドに入れない・・そんな1年間でした。

でも、チームは辞めたくない・・

その1年間、父はスタッフとして、毎週、グラウンドに来ていました。

母も1年間、当番をやり続けました。

『もう辞めさせてください。皆さんに迷惑をかけたくない。』と・・

『迷惑だなんて思ってる人間はウチにはいないよ。チームを辞めたくないっていうんだから、野球が好きの証拠。待とう』。

と親御さんに伝えました。

1年間、かかりましたがJは毎週、グラウンドに来れるようになりました。

結局、原因はなんだったのかわかりませんが父や母の姿をきっと見ていたのだと思います。

彼は高校野球を最後までやり遂げました。

この二人は野球を続けて良かったと思っているでしょう。

野球以外に夢中になれるものが見つかった場合

そして、今度は逆のケースです。

リトルの中心選手で中学は強豪クラブチームに行ったTから連絡が来て相談があると・・

彼は、週末は野球チーム、平日は陸上部に在籍していました。

『本間コーチ、野球好きなんですけど、陸上がそれ以上に好きになってしまいました。なので、野球を辞めて陸上一本でがんばりたいです。野球教えてくれてありがとうございました。』

と・・

この子は、野球以上に好きなものを見つけたんですよね。

『おおそうか。ちょっぴり残念だけど、俺は野球をしているお前じゃなくても、応援してるからな!』

と握手をして別れました。

数年後…

彼から

『本間コーチ、箱根駅伝を走ることになりました。見に来てください』

と連絡が来ました。

お正月、彼の走る姿を見ました。

野球を辞めると一言に言っても様々なパターンがあります。

一時のものなのか、野球以外に夢中になるものを見つけたのか・・

それをその時に判断することはとても難しいのだと思います。

野球を続けるにしても・・

辞めて他のスポーツを続けるにしても・・

その道でがんばることが選んだ道が正しかったという証明になるのだと思っています。

そして・・

親と指導者は・・

子供が決めたことを応援していくことが大切なのだと思います。

~年中夢球~

 

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