高校野球最後の日に感じて欲しいこと

高校野球最後の日・・

それは親にとっても色々なものが最後になる日でもあります。

大変だったお弁当と洗濯

毎日大変だったお弁当作り・・

夜中までしていた洗濯・・

時には眠たくて・・

時には疲れ果てて・・

親御さんにとっては本当に大変だったと思います。

子供のためにと・・

睡眠時間を削り・・

自分の時間は無くなり・・

怪我無いように・・

楽しく野球が出来るように・・

口数が少なくなった高校生の我が子に・・

お弁当や洗濯にたくさんの願いを込めてきたことでしょう。

きっとその想いはお子さんに伝わっていたはずです。

高校野球最後の日

最後の夏・・

負けた次の日から・・

タッパにいっぱいだった茶色いお弁当も・・

ドロドロだったユニフォームの洗濯も・・

もうすることはありません。

あれだけ大変だと感じていたお弁当作りも洗濯も・・

なくなった瞬間に充実していた時間だと知るのかもしれません。

皆さんのお弁当で大きくなったのは

体だけではありません。

皆さんのお弁当は・・

お子さんの心も大きくしたはずです。

皆さんの選択で綺麗になったのは

ユニフォームだけではありません。

お子さんは心も真っ白になったはずです。

高校野球最後の日・・

きっとお子さんは親御さんにありがとうと伝えるでしょう。

ですが・・

親御さんもお子さんにありがとうを忘れずに伝えてください。

お子さんは皆さんを

野球少年のママから・・

高校球児の母にしてくれたのですから。

野球少年のパパから・・

高校球児の父にしてくれたのですから。

その瞬間は少しずつ近づいています。

～年中夢球～