少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球 負けても悔しくないのには理由がある

なかなか勝てない・・

そして・・

負けても悔しがらない。

なぜ負けても悔しがらないのか

負けても悔しがる子がいないんです。

負けた後は涙を流しますが5分後には鬼ごっこを始まています。

そんなご相談を頂きます。

今の子は悔しがらない・・

そんな言葉も耳にしますが果たして本当にそうでしょうか?

私のチームの選手は公式戦で負けると周りがびっくりするぐらい泣きます。

20分・30分・・

ずっと涙を流し続けるケースもあります。

本気で優勝しようという目標を掲げ

本気で優勝するという練習をしてきたらです。

悔しさというのは試合の時だけ創り上げられるのではなく・・

普段の練習から創り上げられているものです。

もっと言えば・・

私生活もそこには絡んできます。

勝ち癖ではなく克ち癖をつける

試合前・・

子供達は試合に勝つ意欲があるでしょう。

しかし・・

それ以上に大切なことは

試合に勝つための準備への意欲がどれだけあったか?

ということなんです。

ある意味・・

試合に勝つ意欲は誰でも持っています。

そのためのチーム練習や自主練など準備のためのの意欲がどれだけあったかということが大切です。

つまり・・

相手に勝つためには

まず・・

自分に克たなければいけません。

相手がいる場合の勝つと自分に克つは漢字が違います。

今日は自主練習かったるいな・・

そんな風に思った自分に克った選手が相手に勝てるのです。

よく勝ち癖という言葉がありますが・・

大切なことは克ち癖なんです。

自主練だるいな・・

今日は素振りやめようかな・・

そういう自分にもう一人の自分が克っていく。

そういう克ち癖を持った選手が技術も向上していくのです。

~年中夢球~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。