少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

高校野球 マネージャーを打診された二人の高校球児の道

高校3年生

R君。

残念ながら…彼は最後の夏に背番号がありませんでした。

彼の高校は甲子園常連校。

R君も当然のことながら甲子園へ夢見て入部しました。

マネージャーを断った彼

高校2年生の時…

彼に大きな決断をしなければいけない出来事がありました。

マネージャーにならないか…

野球の知識も豊富な彼にその役をやらないか・・

と打診が来ました。

彼はこれを断りました・・

ベンチ枠を目指す事は難しいかもしれない・・

この時に考えたことでしょう。

それでもプレーヤーとして野球を続けたい。

そう考えた彼はプレーヤーとしての道を続けました。

そして・・

この出来事を親御さんは・・

ずっと後から聞くことになります。

しかも彼からではなく・・

チーム内の親緒さんから・・。

プレーヤーとしての覚悟

マネージャーを打診された後に彼は

『新しいグローブが欲しい』

そうお父様にお願いしたそうです。

きっと・・

プレーヤーとして最後までやり続けるという覚悟だったのかもしれません。

彼はマネージャーの話があったことを今も・・

親御さんに一言も言ってないそうです。

そして・・

お父様もお母様も敢えてその話を聴かないそうです。

『本当に自分の事を言わない子で・・』

お母様はそうおっしゃっていました。

マネージャーになった彼

今から2年前・・

マネージャーの打診をされたもう一人の高校球児がいました。

散々悩んだ結果・・

「甲子園に行く」ではなく・・

「甲子園に連れて行く」決意を彼はしました。

その夜・・

彼は親御さんに話をして親子で涙したそうです。

「こいつらを甲子園に連れていくためにマネージャーになる」

彼のマネージャー生活が始まりました。

男子マネージャーは監督さんから、大きな権限を与えられている場合が多いです。

逆に言えば、大きな権限が与えられている分、責任も大きくなります。

マネージャーの仕事は彼の想像以上にハードなものでした。

監督さんと練習メニューの相談。

集合時間などのスケジュール管理。

ノック。

審判。

全ては「甲子園に連れていくために」

そう言っていた彼は・・

部員を甲子園に連れていきました。

ゴールは甲子園

マネージャーの話があった二人の高校球児。

決断した道は別々のものでしたが・・

その道の先は【甲子園】に繋がっていたはずです。

そして・・

二人ともやりきったんです・・

高校野球を。

17歳の大きな大きな決断を自分でした二人。

それを見守る母・・

マネージャーになる決意をした日に一緒に泣いた母も・・

マネージャーの話があったことを今でも知らないフリをしている母も・・

子供が決めた事を応援しているんですよね。

子供を見守るって・・

こういうことなんじゃないかな・・

そう思いました。

それぞれの・・

高校野球があります。

~年中夢球~

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野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。